基本情報
ISBN 10 : 433064116X
内容詳細
昭和62年4月に発足したJR四国は、高松と西条・高知を結ぶ高速道路の建設が進められるなど、厳しい経営環境に置かれていた。そこで、都市間輸送のスピードアップが重要課題と判断したJR四国は、曲線区間の多い四国の鉄道に合った振子車両2000系気動車の開発を進める。同社の命運をかけた特急車両を成功させようと、ルビコン河を渡る思いで決断を下した経営陣、それを受けて、実現までには立ちはだかった幾多の難関をブレークスルーした鉄道マンたち。当時の関係者への綿密な取材を基に、その苦闘の足跡を克明に綴る。
目次 : 序章 分割そしてJR四国の発足/ 第1章 制御付振子気動車の幕開け/ 第2章 国鉄時代に開発が進んだ制御付自然振子/ 第3章 開発がスタートした振子気動車/ 第4章 振子気動車の新技術/ 第5章 高松〜高知2時間運転の夢/ 第6章 TSE2000系のデビュー/ 第7章 2000系量産車の登場とダイヤ改正/ 第8章 JR四国の2代目振子車両8000系/ 第9章 予讃線電化を支えた技術屋の奮闘/ 第10章 アンパンマン列車と次世代車両8600系
【著者紹介】
福原俊一 : 昭和28(1953)年2月、東京都に生まれる。武蔵工業大学経営工学科卒業。電車発達史研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
福原俊一
1953年、東京生まれ。武蔵工業大学経営工学科卒業。電車発達史研究家。電車の技術史を体系だてて調査する車両研究をライフワークとし、昭和50年代から鉄道雑誌などに寄稿を続けている第一人者。関係者のモチーフや設計思想といった、公式資料や一次資料に記述されていない「活字に残しにくい領域」を後世に残すため、
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