天皇制に関する理論的諸問題 こぶし文庫

神山茂夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784875591757
ISBN 10 : 4875591756
フォーマット
出版社
発行年月
2003年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,254p

内容詳細

20世紀前半の天皇制を絶対君主制と規定しながらも、その日本的な独自性を、ボナパルティズムやファシズムとの差異において検討し闡明した、天皇制論の嚆矢をなす名著。

目次 : 第1章 日本帝国主義と戦争/ 第2章 社会経済的構成と経済制度/ 第3章 国家理論の中心点/ 第4章 絶対君主制の歴史的意義と特質/ 第5章 絶対君主制とボナパルチズム/ 第6章 絶対君主制とファシズム/ 第7章 日本における絶対君主制の誕生と確立、並びにその本質と役割/ 第8章 天皇制の発展とその諸問題/ 第9章 戦略問題における三二年テーゼの歴史的地位と役割/ 第10章 日本における人民革命の世界史的意義/ 第11章 結論にかえて―一九四〇年末の政治的情勢と天皇制

【著者紹介】
津田道夫 : 1929年、埼玉県に生まれる。思想史・認識論研究家。現在「障害者の教育権を実現する会」事務局員。1953年東京教育大学文学部史学科卒業。雑誌の編集者を経て、1957年「現状分析研究会」を組織し、『現状分析』を発行した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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