基本情報
内容詳細
会計アカデミズムの本来の役割とは何か?基礎学問につながる会計学のあり方を探究・提示。
目次 : 第1部 現代会計の基礎研究(概念フレームワークの立脚点―4つの基礎論点視点から/ 社会科学としての時価会計―金融商品会計の経済的基礎/ 「金融・開示・取引法」優位の現代会計―経済・会計・法の総体的視点/ 現代会計のハイブリッド構造とその矛盾―変容の基礎にあるもの/ OCI現象と現代会計―古典的2大学説の現代性/ 現代会計の基礎論的視点―公開と計算、そして会計資本)/ 第2部 構造と歴史(構造と歴史―会計史研究の一視点/ 資金計算書発展の歴史と構造―歴史と理論の接合/ 複式簿記の歴史分析と構造分析―複式簿記とは何でありうるか/ 構造と歴史・主体)/ 第3部 会計研究の方法(会計研究のあり方―プロフェッションとアカデミズム/ 学問としての整合性分析―会計基準の整合性分析の方法をめぐって/ 慣習、文化、言語、そして会計―比較制度分析と会計制度/ 構造としての会計科学―方法としての構造主義)
【著者紹介】
石川純治 : 1948年高知県生まれ。大阪大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学、商学)。駒澤大学経済学部教授、大阪市立大学名誉教授。カーネギーメロン大学客員研究員(1989〜1990年)、上海財経大学客員研究員(1997年)、メルボルン大学客員研究員(1998年)、クイーンズランド工科大学客員教授(2000年)、放送大学客員教授(2007〜2016年)。公認会計士第2次試験委員(2000〜2002年)、税理士試験委員(2005〜2007年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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