中共政権の爛熟・腐敗 習近平「虎退治」の闇を切り裂く

目次 : 第１部　周永康・徐才厚スキャンダル（構造汚職の原型を描いた映画と小説/ 習近平の「虎退治」/ 中国人民解放軍の腐敗・堕落/ 石油派の栄光と没落/ 周永康の敗北―立案審査/ 習近平の権力固め作戦）/ 第２部　摘発を免れた「大虎」の群（腐敗の根源としての江沢民・曽慶紅人脈/ 電力を牛耳る李鵬一族/ 温家宝ファミリーの隠された資産/ 馬明哲という男の蓄財物語）/ 第３部　泣く子も黙る中央紀委・監察部（特権高級党員幹部をいかに取り締まるか？/ 中央紀委・監察部と「五人小組」の設立/ 中央紀律審査委が強大な権力を振るう悪夢）/ 第４部　共産党独裁の不可避の産物としての腐敗（省・部級高官腐敗の現状/ 中国の特権階級の所得について/ 「経済犯罪容疑者」の海外逃亡の実態）

【著者紹介】
矢吹晋 : １９３８年生まれ。東京大学経済学部卒。２００４年横浜市立大学定年退職、同名誉教授。２１世紀中国総研ディレクター

高橋博 : １９３６年生まれ。明治学院大学卒。２１世紀中国総研主席研究員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

矢吹晋

１９３８年福島県郡山市生まれ。県立安積高校在学時に朝河貫一を知る。１９５８年東京大学教養学部に入学し、第２外国語として中国語を学ぶ。１９６２年東京大学経済学部卒業。東洋経済新報社記者となり、石橋湛山の馨咳に接する。１９６７年アジア経済研究所研究員、１９７１〜１９７３年シンガポール南洋大学客員研究員、

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