環境とビジネス 世界で進む「環境経営」を知ろう 岩波新書

白井さゆり

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784004320227
ISBN 10 : 4004320224
フォーマット
出版社
発行年月
2024年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
222p;18

内容詳細

現在のビジネスの在り方を見直し、気候変動を含む環境リスクに対応する「環境経営」が企業の長期的価値を高める。カーボンニュートラルを掲げて行動を始めている世界のトレンドから影響を受けずにすむ企業はない。温室効果ガスの排出削減に努めそれをいかに開示していくか。気候変動リスクをチャンスに変えるための入門書。

目次 : 第1章 サステナブルな未来―環境とビジネスは両立が可能/ 第2章 環境へのソリューションが企業の未来を決める/ 第3章 排出量データの可視化は企業の競争力を高める/ 第4章 企業経営の持続性に欠かせない「世界のトレンド」を知ろう/ 第5章 排出の多い産業の低炭素化を支える新しい金融/ 第6章 カーボンクレジットは企業の救世主になるのか

【著者紹介】
白井さゆり : 1993年コロンビア大学大学院Ph.D.取得(経済学博士)。国際通貨基金(IMF)エコノミスト、日本銀行審議委員を歴任。2023年末に、気候ファイナンスの拡充を目指す、アジア開発銀行・同研究所の共同プロジェクトAsian Climate Finance Dialogueを創設。現在、慶應義塾大学総合政策学部教授。アジア開発銀行研究所(ADBI)のサステナブル政策アドバイザーを兼任。専攻、マクロ経済、国際金融、金融政策、気候政策、ESGファイナンス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おせきはん さん

    企業の視点から気候変動対策をめぐる動向を概観しています。企業単体にとどまらず、サプライチェーン全体で取り組みを把握することの重要性と難しさを理解できました。

  • ようへい さん

    私は昔から貧乏性で『落第忍者乱太郎』でもきり丸に最もシンパシーを感じていた。彼は雑踏の中であっても小銭が落ちる音を聞き逃すことはない。例えその額がその能力のコストを遥かに下回るとしても。私も既にこの世にいない何百年先の未来に漠然とした不安を抱き、今まさに湯水のように消費されているガソリン等について心を痛めている。かといって、痛めているだけで何もしていない。私が思う地球の未来のためにできることがないだろうか、少し考えてみたい。環境との関わりが株主や顧客の行動ひいては企業の行動に影響を与える時代になった。

  • もものきおどろき さん

    未だに続く今年の暑い夏、表題と筆者が気になり購入。白井氏はIMFなどを経て、日銀審議委員まで勤められた方で、経済番組などでもお馴染み。 グローバルな視点から見た気候変動リスク、それに対する温室効果ガス削減や排出権取引などの取組み、その評価基準や、金融・投資などフィナンシャルまでを取り巻く状況が分かりやすく語られています。 日々の生活で脱炭素、グリーンなどと見聞きするものの、あいまいな取り組みや”グリーン・ウォッシュ”のものもあり、衆目認める定量的な基準を確立して遵守することが大切なんだろうなと感じました。

  • tomagla さん

    日々目まぐるしく変わるカーボンニュートラル市場の状況整理に手に取った。環境ビジネスが金融や投資、スタートアップと相性が良いことをあらためて再認識。現状のスナップショットとして実用的で良い本ですが、同時に世界各地域の姿勢やアイデアの色彩も楽しい。

  • takao さん

    ふむ

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