ソーシャルゲームのビジネスモデル フリーミアムの経済分析

田中辰雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784326504060
ISBN 10 : 4326504064
フォーマット
出版社
発行年月
2015年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
246p;21

内容詳細

なぜソーシャルゲームはビジネスモデルとして成功したか、その秘密に迫る。フリーミアムモデル・ネットワーク効果・価格差別化の展開

【著者紹介】
田中辰雄 : 1957年、東京都に生まれる。東京大学大学院経済学研究科単位取得退学。国際大学グローバルコミュニケーションセンター研究員、コロンビア大学客員研究員を経て、慶應義塾大学経済学部准教授。専攻は計量経済学

山口真一 : 1986年生まれ。2015年慶應義塾大学経済学研究科で博士号(経済学)取得。現在、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター助教/専任研究員。専攻は計量経済学。研究分野は、フリーミアム・モデル、ゲーム産業、ソーシャルメディア、ネット炎上、知的財産権等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • こまち さん

    数式使って定量化するほどのことではないぜw

  • でんか さん

    かなりまじめに、ソーシャルゲームの経済について論じてある。キーワードは「フリーミアム」「ネットワーク効果」「価格差別」。少数の課金者ーとくに多額の課金者と、多数の無課金者からなるユーザ層。そこからどう誘導するか?新規参入はしやすいが、継続は難しい、確かに。ゲームの隆盛もまた、世の中の流れとともに変わっていくのだろう。ほかに、LINE・オークション等についても分析されている。日本人の手による本なので、日本特有の事象の分析などもあって興味深く拝読。

  • こまち さん

    なんでも数式化すればいいわけじゃないよねw

  • も さん

    ソシャゲについて、ビジネスモデル、ユーザー分析、歴史、将来予測、他業界との比較等のテーマを、統計的アプローチやケーススタディを用いて幅広く論じている。どんな要素が課金額に影響を及ぼすかという分析は興味深かったのと、特に印象的だったのは、エンタメにおけるKPIマネジメントの弱点を挙げ、ユーザーを楽しませることこそ本質といっていたところだった。

  • theぶd さん

    フリーミアムに関する議論は純粋に興味深かったし、これはサービス業だけでなく、消費財メーカー全般にも適用可能なのではと思った。それと同時に、歴史の浅さに対する産業の成熟速度、ビジネスの変化の大きさも改めて認識した。働く人は大変だぁ。

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