「オバサン」はなぜ嫌われるか 集英社新書

田中ひかる

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087205947
ISBN 10 : 4087205940
フォーマット
出版社
発行年月
2011年05月
日本
追加情報
:
18cm,188p

内容詳細

女性の年齢が意味するものや女性が年齢を隠したくなる背景を検証し、さらには「オジサン」よりもはるかに多義的な「オバサン」という言葉の意味、当の中高年女性に対する社会の視線などについて多角的に考察する。

【著者紹介】
田中ひかる : 1970年東京都生まれ。歴史社会学者。93年学習院大学法学部卒業。高校・予備校の非常勤講師等を経て、99年専修大学大学院文学研究科修士課程に入学、歴史学を専攻。2001年横浜国立大学大学院環境情報学府博士課程に入学、社会学を専攻。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちゃんみー さん

    オバサンというのは女性らしさの維持を放棄した存在である。新成人の意識調査では、40歳からがおじさん、30歳からがおばさん。混んでいたら男子トイレにも入ってしまう。隙あらば電車のシートの狭い隙間にグイグイと座ってしまう。恐るべしオバサン。でもオバサンは社会性もあり、経済活動にはなくてはならない存在である、と。なーるほどね。タイトルほどの辛辣な内容ではなかった。男と女は根本的に違うから理解できないことも多いけど、これからは、オバサンとは言わないようにしよう。なんか良い言い方ってないもんでしょうか。

  • けんちゃん さん

    読友さんのご紹介本。かなりインパクトのあるタイトルに惹かれましたが、正直、かなり残念な感じでした。だってこの本のテーマは「女性の年齢」と著者本人がおっしゃっているのですから。その言葉の通り、女性が年齢を理由に様々な困難を受けていることが、詳しく書かれています。女を捨てた図々しいオバサンも登場しますが、ちょっとピンボケな感じ。むしろ作中に何度も引用された「オバサンの経済学」(中島隆信著)の方がおもしろいかも。引用の多さに辟易しましたが、「オバサン」から離れたらそれなりにいい本、出会い方が良くなかったなぁ。

  • ヒデミン@もも さん

    読了後、みなさまの感想を読んで不評なのが意外。他の本からの引用や朝日新聞ネタが多かったけど、共感したり、なるほどなぁ、そうなんだ・・・と感心したり。図書館の返却日がせまってなかったら、もっとじっくり読みたかった。 お店で「おねえさん」と呼ばれて、ちょっと嬉しくなる私自身もうすっかり身も心もオバサンですが、今の自分を素直に受け入れて歳を重ねていきたいと思う。とりあえず背筋を伸ばそう!

  • 雨巫女。 さん

    《私‐図書館》オバサンって呼ばれることに、全く抵抗感がなくなった。いいことか、悪いことか。しかし、おばあちゃんは、流石に嫌だ。

  • 香菜子(かなこ・Kanako) さん

    「オバサン」はなぜ嫌われるか。過激なタイトルに惹かれて読みました。日本社会はまだまだ女性蔑視、男性優位で女性差別が残る男女平等後進国であることが思い知らされる内容。世の中の女性たちや「オバサン」たちを批判しているのではなく、むしろ応援する内容のように感じました。勇気がもらえると同時に、日本社会に根強く残る女性差別問題について考えさせられる良書です。

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田中ひかる

1965年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。専攻、社会思想史。現在、明治大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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