問いかける法哲学

瀧川裕英

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784589037886
ISBN 10 : 4589037882
フォーマット
出版社
発行年月
2016年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;21

内容詳細

目次 : 第1部 自由(ドーピングは禁止すべきか?/ 自分の臓器を売ることは許されるべきか?/ 犯罪者を薬物で改善してよいか?/ ダフ屋を規制すべきか?/ チンパンジーは監禁されない権利を持つか?)/ 第2部 平等(女性専用車両は男性差別か?/ 同性間の婚姻を法的に認めるべきか?/ 相続制度は廃止すべきか?/ 児童手当は独身者差別か?/ 年金は世代間の助け合いであるべきか?)/ 第3部 法と国家(裁判員制度は廃止すべきか?/ 女性議席を設けるべきか?/ 悪法に従う義務はあるか?/ 国家は廃止すべきか?/ 国際社会に法は存在するか?)

【著者紹介】
瀧川裕英 : 立教大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • koji さん

    法哲学は、大学の講義を受けてから遠ざかっていました。本書は、書評で気になり購入しましたが暫く本棚に眠っていました。ある時そっと取り出して読み始めると、これが滅法おもしろく読み切りました。中でも、「なぜ〜なのか」等引き目線を法哲学で学べたことは収穫でした。実践しています。項目の中では「04だふ屋を規制すべきか?」の可謬性市場論が目から鱗でした。

  • ヤギ郎 さん

    現実の社会問題から出発して法哲学を論じている一冊。今まさに問題になっているものを扱っているので読み応えがある。法哲学の基本理論にも一応は言及しているので,教科書として使えると思う。同じ本(マイケル・サンデルとか)をいろいろな学者さんが引用しているので,文献の幅広さ,先達の理論の応用力がうかがえる。

  • ニッポニテス的遍歴 さん

    ☆=4/5 面白かったのが3、4、14章。 内容の根幹に関して生真面目に論評することは私の手には余るので、文章中の細部から連想した事々を以下記す。 <3章>:自殺がよくないとされるのは、それがその人が抱えている問題に対して「過剰剥奪」的な解決方法になってしまうからなのかなと。(似たような「目的適合性」の重要性に論じた本に『世界は経営でできている』がある。)あとやっぱ薬物療法といえばルドヴィゴ療法連想するなぁ 

  • 田蛙澄 さん

    政治哲学の概説書を読んだので法哲学もちょっとは齧っておくかとおもって読んだけど、やはり関連するのかキムリッカやサンデルがわりと引用されて自由におけるリベラリズムとコミュニタリアニズムの対立は重要なんだと感じた。個人的には年金についてがやはり非常に関心をもって読めた。人生全体を均等に見たうえでの平等性という視点は新鮮だった。チンパンジーの人権の話は動物倫理からみるとすこし浅い感じがした。国家廃止の話はかなり突き詰めて国家が民営化できるのかの可能性を論じていて刺激的だった。国際法論も知らないトピックだった。

  • Special77 さん

    女性専用車両問題など、世間一般的に「良い」と思われているような制度に対しても、どのような批判がなされるかを述べている。本書はクオータ制や悪法など様々な問題について対立する多くの意見を挙げており、どのような意見があるかを整理し、いかに自分の解答を出すかについてのヒントを与えてくれる。

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