皇室はなぜ尊いのか 日本人が守るべき「美しい虹」 PHP文庫

渡部昇一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569761503
ISBN 10 : 456976150X
フォーマット
出版社
発行年月
2015年05月
日本
追加情報
:
205p;15

内容詳細

神話に起源をもつ皇室は、世界がうらやむ日本の宝。それは、ギリシア神話のアガメムノンの末裔が、いまもヨーロッパの王室として繋がっているのと同じことだから―。本書は、幾度となく訪れた「皇統の危機」を乗り越え、二千年以上にわたって途切れることなく続いてきた皇室と日本民族の紐帯の歴史を、「美しい虹」のごとく描き出した著者渾身の力作。日本人が守り受け継ぐ国史がここにある。

目次 : 第1章 外国人から見た皇室(日本人の総本家/ 「日本人はトロイな国民だ」 ほか)/ 第2章 日本史のなかの皇室(「邪馬台国論争」は不毛なお遊び/ 神話と歴史がつながっている国 ほか)/ 第3章 皇統はなぜ保たれたのか(仏教がもたらした皇統の危機/ 危機は女帝のときに起こる ほか)/ 第4章 皇室伝統を再興するために(「国体」は何度も変わってきた/ 南北朝分裂の発端 ほか)/ 第5章 小林よしのり氏 女系論への弔鐘(最初から答えてくれれば/ マッカーサーの掌で踊る ほか)

【著者紹介】
渡部昇一 : 昭和5年、山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ、イギリスに留学後、母校で教鞭をとるかたわら、アメリカ4州の大学で講義。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。Dr.phil.(1958)、Dr.phil.h.c.(1994)。専門の英語学だけでなく、歴史、哲学、人生論など、執筆ジャンルは幅広い。昭和51年、第24回日本エッセイストクラブ賞。昭和60年、第1回正論大賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • オリーブ さん

    長い歴史があることや著者の皇室感は分かったが、「なぜ」については理解できなかった。

  • isao_key さん

    天皇、皇室の持つ意義や重要性を歴史的な経緯を紐解きながら解説する。日本では戦国時代までは能力主義であり、世継ぎも長男より次男が優っていた場合、次男が家督を継いだ。これを変えたのが家康で、相続基準は長子相続で能力を問題としないとした。2代目秀忠も平凡であったが、後継者に選び以後教訓として伝わる。能力次第で跡を継がせると、大名、将軍、旗本、御家人、すべてにお家騒動が起き、大きな影響を与えることを知っていたからであった。日本人の発想の欠陥として、徹底的に準備するが、それを超えた場合は考えたがらない点を挙げる。

  • なわ さん

    日本における「天皇・皇室」の重要性を説明してくれている。しかし、「男系相続」という天皇の相続形態が初代神武天皇以前より継続していて、それが天皇家の根本であることを知らない(理解できてない)専門家がいようとは思わなかった。「女系」になれば、これは今までの天皇家とは全くの別物になってしまうのは、「1+1=2」以上に自明の理でしょう。

  • Tomonori Yonezawa さん

    【unlimited】元は2011年本の電子版。▼故渡部昇一でこのタイトルだと「こんな感じだろうな」と想像するが、中身はもっと幅広く、歴史に対する身構え方を学ぶ本という感を持った。無論、タイトル通り日本と皇室を中心としたものである。▼本は書き下ろし+willから収録。書き下ろしも雑誌連載風味なので読み易かろう。▼あとがきで著者が紹介していたバーフィールド氏の本が読みたくなった。

  • Åκ さん

    AA+

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人物・団体紹介

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渡部昇一

1930年、山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。Dr.phil.(1958)、Dr.Phil.h.c(1994)。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。その間、フルブライト教授としてアメリカの4州6大学で講義。専門の英語学のみならず

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