闘うレヴィ=ストロース 平凡社ライブラリー

渡辺公三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582768862
ISBN 10 : 4582768865
フォーマット
出版社
発行年月
2019年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
368p;16

内容詳細

レヴィ=ストロースの壮大な思想は、安易で図式的な理解を拒むが、彼独特の「世界との接し方」をみることで、構造主義と呼ばれる「ものの見方」にまで通底する、思想家の仕事の核心に肉薄する。現代世界に生きることのモラルともうひとつの豊かさの思考―百年を超える生涯を通じて、彼は何と闘ってきたのか。「起点としてのモース、レヴィ=ストロースからさかのぼる」「メトロー、レヴィ=ストロース、クラストル」のふたつの関連テクストを収めた増補決定版。

目次 : 序章 ひとつの長く豊かな生/ 第1章 学生活動家レヴィ=ストロース―社会主義のモラルを求めて/ 第2章 批判的人類学の誕生―修業時代/ 第3章 野生の思考へ向かって―模索の時代/ 第4章 もうひとつの豊かさの思考―神話論理の森/ 起点としてのモース、レヴィ=ストロースからさかのぼる―自然・都市・協同組合/ メトロー、レヴィ=ストロース、クラストル

【著者紹介】
渡辺公三 : 1949年、東京生まれ。文化人類学者。東京大学大学院修士課程修了。博士(文学)。国立音楽大学音楽学部助教授、立命館大学大学院先端総合学術研究科教授、同研究部長、同学副総長などを歴任。2017年、京都市にて死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • らむだ さん

    学生活動家だった若きレヴィ=ストロースから、ブラジルへの旅。そして「親族の基本構造」「悲しき熱帯」「野生の思想」へと続くレヴィ=ストロースの足跡を辿り、その壮大な思想、思考の核心へ。 初歩的な内容ではないので、初学者というよりは少しレヴィ=ストロースについて学んだ人の次の一歩へのあしがかりに適した一冊。 増補「起点としてのモス、レヴィ=ストロースからさかのぼる」「メトロー、レヴィ=ストロース、クラストル」

  • TOMYTOMY さん

    彼を理解するのに最適。さぁ一層踏み込むかなぁと思える入門書。 脈々と彼の意思が追って理解できる。

  • 静かな生活 さん

    変わるもの変わらないもの

  • YN さん

    レヴィ=ストロースの伝記的に作品と思想の変遷を辿る。森山工の解題も秀逸。

  • RandomWalker さん

    レヴィ=ストロースの本は何冊か読んだけど、相互の関係がよく分からない、という自分にはピッタリ。 研究の対象が変わっていっても、手法としては変わらず、「構造」を明らかにしようとする姿勢が貫かれている。 100歳まで生きたというのもあるけど、生涯で遺した著作、論文の質、量が半端なく、(比較対象にすべきではないけど)自分の何者でもない感と比較し気が遠退きそうになってしまう。

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