二重性のダイナミクス 組織変革の構造

渡辺伊津子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784561266105
ISBN 10 : 4561266100
フォーマット
出版社
発行年月
2013年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
209p;22

内容詳細

ジレンマを生み出す「対立する2つの力」。本書は、その作用を対立ではなく「二重性」という概念で捉えることを提言、二元論的思考様式からの脱却を「プロセス思考」への転換にあるとする。つまり、対立と思われる2つの力はそこで固まっているものではなく、「変化するプロセス」にあるとするのだ。静かに展開される叙述、その叙述の確かな積み重なりの中に、現代という変革が望まれる時代に必要な考え方が示されている。

目次 : 第1部 「二重性」への対処(構造アプローチと二重性への対処/ プロセス・アプローチと二重性への対処)/ 第2部 「二重性」という問題の本質(二重性の管理とスイッチング―個人レベルの観点から/ 従業員の二分岐思考―スイッチングに及ぼす影響/ 二元論から二重性へ―二元論的アプローチの限界)/ 第3部 「建設的論争」というプロセス(二重性と建設的対立―品質モデルを手がかりにして/ 「成熟したパーソナリティ」からみた二重性の問題/ 「建設的論争」というプロセス)

【著者紹介】
渡辺伊津子 : 名古屋大学大学院経済学研究科経営学専攻博士後期課程修了。博士(経済学)。朝日大学経営学部准教授を経て、駒澤大学経営学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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