戦略と実行 組織的コミュニケーションとは何か

清水勝彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784822248451
ISBN 10 : 4822248453
フォーマット
出版社
発行年月
2011年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,332p

内容詳細

あなたの組織は、戦略倒れになってませんか?立派な成長戦略を描いても実行できない。原因は組織のコミュニーションにある。

目次 : 第1部 戦略実行の「今」(戦略実行の原点)/ 第2部 戦略実行の問題点(戦略と実行/ 戦略実行の失敗分析)/ 第3部 組織におけるコミュニケーション(コミュニケーション/ コミュニケーションと戦略実行/ コミュニケーションの論点/ 戦略の共有化・コミュニケーションに関する研究の示唆)/ 第4部 組織の実行力向上に向けて(組織の実行力を測る10の質問)/ まとめ 今の日本の経営の問題

【著者紹介】
清水勝彦 : 慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授。東京大学法学部卒業。ダートマス大学エイモス・タックスクール経営学修士(MBA)、テキサスA&M大学経営学博士(Ph.D.)。8年間の戦略コンサルタント(コーポレイトディレクション)経験を積み、研究者に。専門分野は、経営戦略立案・実行とそれに伴う意思決定、戦略評価と組織学習。テキサス大学サンアントニオ校(2000年〜2010年、テニュア取得)を経て、2010年4月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たー さん

    個人的にMBAやコンサルタントは何となく役立たずと思っていたが、その理由を解説してもらった感じ。コミュニケーションはそもそも非効率、だからこそ大事というのが印象的。

  • ともさち さん

    戦略の実行について勉強。前提が変わる中で、納得できなくても戦略を実行するために、コミュニケーションをとることが大切。

  • takam さん

    これは良書だ!ポーター流の戦略を導入してもうまく機能しない組織が多いが、もっと情熱や夢、コミュニケーションという有機的なものを加えないと組織は機能しないということを教えてくれる。戦略論というと机上で考える作業という感じだが、抵抗勢力や現場、市場、競合を観察することで適切な手を打つことが求められる地道な作業である。著者はPDCAサイクルのDAが不十分だと指摘するが、その通りである。一方で指摘だけに留まらず、どのようなやり方を導入すればよいかという提言をもう少しまとめてほしかった。

  • きむロワイヤル さん

    これまで、日本企業は「戦略」が無いため、欧米諸国に負けていた、これからは戦略が重要だ!と言われてはや何年、今や「戦略」のコモディティ化が進み、どこでも戦略が立てられているのに、イマイチという状況が起きている。これは、とりも直さず、「実行」に問題がある、実行力が不足しているということであると著者は断言する。戦略は立てるだけじゃダメで(当たり前だが)それを具体的に実行することが大切。出来ない場合は、そもそもやるべきかどうかも含めて、戦略の見直しをして再度挑む気構えが必要である。

  • mkt さん

    経営者に必要な要素@分析を中心とした科学的要素A経験を中心とした職人的要素Bビジョンの創造というアートの要素/戦略実行の失敗要因@トップの鶴の一声に部下がついていけないA時間、準備不足B戦略が不明確C実行と評価制度がリンクしていないD責任が不明確E部門間の対立F納得性が低いG片手間の実行H情熱、本気度の不足/コミュニケーションピラミッド@情報→提案→価値観/効率化=効果÷コスト/会社のビジョンを絵で描く/組織におけるコミ@意味の共有A本質的に効率は悪いBコミュニケ/ 20220208読了 332P 39分

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