ゲーム理論で考える政治学 フォーマルモデル入門

浅古泰史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784641149281
ISBN 10 : 4641149283
フォーマット
出版社
発行年月
2018年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
338p;19

内容詳細

政治家の汚職、独裁者による圧政、悲劇を生む戦争…その問題、ゲーム理論で読み解けます。

目次 : Introduction ゲーム理論という視点/ 1 選挙と政治(低投票率―人々が投票するのはなぜか/ 選挙競争―誰の意見が政治に反映されるのか/ 汚職―政治家の汚職を減らせるか/ 連立政権―政党間協力は野合か)/ 2 情報と政治(政治家の資質―良い政治家を選抜できるか/ 選挙運動―選挙費用は公費で賄うべきか/ メディア―報道の自由は確保されているか/ 脱官僚―政治家が政策決定をするべきか)/ 3 世界と政治(政治体制―なぜ独裁者は邪悪に走るのか/ 民主化―なぜ民主主義に移行するのか/ 戦争―なぜ戦争が起こるのか/ 平和―戦争を避けることはできるのか)

【著者紹介】
浅古泰史 : 1978年生まれ。2001年、慶應義塾大学経済学部卒業。2003年、一橋大学にて修士号(経済学)取得。2009年、ウィスコンシン大学マディソン校にてPh.D.(経済学)取得。日本銀行金融研究所エコノミストなどを経て、現在に至る。現職:早稲田大学政治経済学術院准教授。専門:数理政治学、政治経済学(公共選択論)、応用ゲーム理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • バーニング さん

    細かなモデリングや計算をじっくり読んだわけではない、選挙と政治を扱ったパート1と、最後の戦争、平和それぞれの章を特に面白く読んだ。いずれの章でもフォーマルモデルの論理的な明快性が有効な議論の筋道になっていると感じる。

  • 本命@ふまにたす さん

    ゲーム理論、フォーマルモデリングを活用した政治学研究の入門書。具体的な問題が多数取り上げられており、やや高度な政治学自体の入門書としても読めそう。モデルを用いた議論に関しては、高度な数学は用いられていないので、丁寧に論理を追っていけば事前知識なしでも読み通すことが可能。

  • Ryueno さん

    簡単なゲーム理論の概念を説明しつつ、これまでの政治学の中でゲーム理論を使った理論構築がどのように行われてきたかを説明する教科書。ゲーム理論は「現実がどうであるか」を直接説明するのではなく、「仮定したルールのもとで、目的の達成を目指すプレイヤーは、どのように行動するインセンティブを持つか」を考える手段なので、実証分析に入る前のモデル構築に有用なアプローチとなる。モデルの妥当性が失われないように、ゲームのルールをどう仮定するか、各プレイヤーの目的をどのように設定するかがポイントになると思う。

  • ミガーいち さん

    政治学にゲーム理論を当てはめることができるとは思わなかった。星3

  • taku1531 さん

    ゲーム理論のモデル形成(意思決定同時型と、意思決定のタイミングが異なるツリー型)の説明を行いながら現実に落とし込み、「若者の投票率向上に政治家がリソースを割かない理由」「汚職を減らすためには政府首班の任期を制限するべきか? しないべきか」などについて一つの答えを提供する本。早稲田大学の政治経済学部の講義ノートという触れ込みながら難しくなくスラスラ読み進めれた。

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浅古泰史

早稲田大学政治経済学術院准教授。2009年、ウィスコンシン大学マディソン校にてPh.D.(経済学)取得。日本銀行金融研究所エコノミストを経て現職。専門は、公共選択論、数理政治学、応用ゲーム理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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