安全保障政策と戦後日本1972〜1994 記憶と記録の中の日米安保

河野康子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784805110997
ISBN 10 : 4805110996
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
212p;22

内容詳細

戦後日本は「安全保障」とどう向き合ってきたのか。今なお続く安保法制問題の源流を解明する。

目次 : 「樋口レポート」の歴史的位置づけ―研究者として、当事者として/ 第1部 七〇年代の日米関係と安全保障(日米防衛協力に向かう日本の論理―対等性の模索と抑止の確保/ 佐藤政権期における基地対策の体系化―ふたつの有識者研究会の考察を中心に/ 防衛官僚・久保卓也とその安全保障構想―その先見性と背景)/ 第2部 樋口レポートの史的考察(樋口レポートの作成過程と地域概念―冷戦終結認識との関連で/ 冷戦終結と日本の安全保障構想―防衛問題懇談会の議論を中心として/ 防衛問題懇談会での防衛力のあり方検討―防衛庁の主導的関与を中心として)

【著者紹介】
河野康子 : 法政大学法学部教授。1946年生まれ。津田塾大学学芸学部卒業。東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程満期退学。法学博士(東京都立大学)。東京都立大学法学部助手などを経て現職。専門は日本政治史、日本政治外交史、日米関係論

渡邉昭夫 : 一般財団法人平和・安全保障研究所副会長、東京大学名誉教授、青山学院大学名誉教授。1932年生まれ、東京大学文学部卒業、オーストラリア国立大学にてPh.D.取得。東京大学教養学部教授、青山学院大学国際政治経済学部教授、財団法人平和・安全保障研究所理事長などを歴任。専門は国際政治学、日本外交論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • hurosinki さん

    国際環境の変化を受け70年代から活発化した安全保障政策の議論を、防衛庁の行政文書ではなく、安保研や防衛懇等の有識者会の記録から追う。安保研の前身の基地研が沖縄基地問題を軍事ではなく政治マターとして扱い、対米交渉を優位に進めようとする中で軍事を中心とする伝統的安全保障観からの脱却が図られた(第二章)。

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