小さな出版社のつくり方

永江朗

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784908260063
ISBN 10 : 4908260060
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
追加情報
:
240p;19

内容詳細

本をつくるのは楽しい。(大変だけど)。本を売るのも楽しい。(大変だけど)。だから、出版社をつくるのはすごく楽しい!右肩下がりの時代を生きるための選択肢。

目次 : 01 アルテスパブリッシングの場合/ 02 鉄筆の場合/ 03 羽鳥書店の場合/ 04 悟空出版の場合/ 05 ブックエンドの場合/ 06 小さい書房の場合/ 07 コルクの場合/ 08 シブヤパブリッシングアンドブックセラーズの場合/ 09 トランスビューの場合/ 10 ころからの場合/ 11 共和国の場合

【著者紹介】
永江朗 : 1958年北海道生まれ。法政大学文学部哲学科卒業。西武百貨店系の洋書店、アール・ヴィヴァンに約7年間勤務した後、『宝島』などの編集を経てフリーライターに。「哲学からアダルトビデオまで」幅広いジャンルで活躍する。とりわけ書店流通には造詣が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 徒花 さん

    まあまあおもしろかった。最近になって新たに作られたちいさな出版社がどういう経緯でできたのか、どういう本作り、本の売り方をしているのかをそれぞれまとめた一冊。読んでいると出版業界全体の問題というか、やっぱりこのままだとアカンなというのがわかる。けれど、それは資本主義的な支点で成長し続けることを目的とした場合であり、そこそこの規模の経済を存続させることを目指すのであれば、出版は全然アリな世界であるような気もして、それは救いなのかもしれない。あとは意外と、大義がなかったり、熱い思いなかったりするのも「らしい」

  • 山田太郎 さん

    本屋はやりたいと思ったことあるけど、出版社はあんまりやりたいもんでもないなと思った。音楽はCD屋もやりたいけど、自主レーベルかなんかでCD作ってみたいとは思うな。取次がいかんというかシステム的に疲弊してきたのかなと。

  • たまご さん

    出版社本。さまざまな小規模出版社の経営者へのインタビューが掲載されている。ほとんどの社長が「大手出版社に数十年勤めてから独立→コネクションを使って作家や取次を開拓」という流れなので出版業界にいない人間からするとこのタイトルは少し酷だなーと思いました(笑)日本の書店のビジネスモデルは終わっていると言い切るSPBS社が尖りすぎてて面白かったので今度渋谷の出版社兼書店に足を運んでみようと思います。小売の書店と比べて身動きが取りやすいからか出版社の廃業ニュースってあまり聞かないですね〜。バイトとかしてるのかな…

  • チェアー さん

    メガ書店が誕生したがゆえに、マイナーな本を置いてもらう余地ができて、小さな出版社のポジションもできてきたとする分析にはなるほど。小さな書店が淘汰されることと引き換え。どの出版社も言っていたのが、大手取次の冷たさ。これまで大きな役割を果たしてきたことは間違いないが、既存のビジネスから離れられず、審査は本の内容より資金、事業計画が主。金融機関より遅れているのかも。自分で出版社を起こすには、こうしたい、これを出したいというビジョンや強い思いが必要。それを持続可能なビジネスにどうつなげるかが問題だ。

  • りょうみや さん

    出版社を立ち上げた11の例。やりがいのために収入が多い地位を捨てた人も多い。出版社はアウトソーシングの塊でパソコンとスマホがあればできるらしく、人との繋がりがほぼ全て。その繋がりと最初の企画から完成まで全てのプロセスを行えるところに小さな出版社の面白さがあると言えそう。出版以外の業界で独立を考えている人にも役に立ちそうな内容。

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人物・団体紹介

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永江朗

フリーライター。1958年生まれ。北海道出身。1980年代前半に東京都目黒区大岡山(目黒線・大井町線の大岡山駅利用)に住んで以来、約40年東急沿線に住み続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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