墓場鬼太郎 4 角川文庫

水木しげる

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041929162
ISBN 10 : 4041929164
フォーマット
出版社
発行年月
2006年11月
日本
追加情報
:
15cm,275p

商品説明

アニメで正義妖怪として活躍する鬼太郎ではなく、人間よりも人間らしく、そして何よりも妖怪らしい鬼太郎が堪能できる一冊。現代社会や人間模様を風刺しつつ、妖怪という存在を滑稽に描く水木テイスト満載の第4弾。

最も妖怪らしかった時代の「鬼太郎」に会える(中沢新一)

『ゲゲゲの鬼太郎』とはひと味違う、ディープでニヒルな鬼太郎と出会える貸本まんがシリーズ。鬼太郎と人間との対決を描いた「怪奇一番勝負」と、吸血鬼との対決を描いた有名な作品「霧の中のジョニー」が収録されている。圧倒的な画力とダークな展開に、当時の子供たちが熱狂した妖怪ブームの原点。今読んでも新鮮さと感動を味わえる4巻目は、水木しげるの独創性と先見性に驚かされる。 解説は中沢新一氏。

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読書メーターレビュー

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  • コウメ さん

    前半は妖怪がいないとか妖怪をバカにした人間が妖怪によって苦しみ殺される話。後半は世の中の物価があがって食べ物が食べれない鬼太郎とネズミ男の内容。ネズミ男が鬼太郎に「早くゴミ箱でもあさって栄養をつけるんだな」は笑った。そして2人とも就職して鬼太郎は内田勇人の秘書にネズミ男は吸血鬼の秘書に、不気味な内容。

  • ホークス さん

    貸本の復刻版。解説で中沢新一氏が指摘している通りの要素がここにある。「本物の邪悪さ」「正真正銘の人間の卑劣さ」「生き物の死体に触れてしまったような不気味さ(登場したばかりのミッキーマウスもこんなだった)」。自由というものは本来、野生の残酷さ、冥界の禍々しさ、死と隣合わせの軽やかさなどを併せ持つ事に改めて気付いた。水木しげるは亡くなったが、誰も真似できないメッセージを、到底昔話とは言えない生々しさで送り続けている。有難い事である。

  • ベーグルグル (感想、本登録のみ) さん

    今回は2話収録。霧の中のジョニーはアニメでも観た記憶がある。鬼太郎が人間を殺したりすると思いきや、首相を守るための正義の味方だったり。ネズミ男も鬼太郎を救う手助けをしたり、今までの墓場鬼太郎とは少し違う感じだった。

  • OHモリ さん

    ・このシリーズはタイトル通り紙芝居時代が終わって貸本時代に入った頃、昭和時代の水木しげるさんの書いたものを文庫本で復活したもの。貸本時代は知らない世代だけど、小学生の頃ホラーコミック好きの友達から借りて読んだ楳図かずおのコミックに似たタッチの画風が時々出てくるのはそのせいなのかも? ・鬼太郎の切断された手だけが動きまわるシーンがあるけど、子供の頃、(たぶん)蛍光塗料が塗られた歩く手首のプラモデルを作ったことがあることを思い出した。もしかしたらこのコミックが原案だったのかも?

  • あび さん

    四巻だけずっと最寄りの図書館で貸し出し中のままになっていた。半年以上待ってようやく読めた。ゲゲゲになってからの点描画に力を入れ始める頃よりも、ベタッと力強く押し付けた感じのタッチの、墓場時代の絵柄のほうが断然好み。殺伐としたというか、飄々とした感じのストーリーテンポも肌に合う。

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人物・団体紹介

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水木しげる

1922年生まれ。鳥取県境港市出身。太平洋戦争時にラバウルに出征し左腕を失う。紙芝居作家を経て、漫画家となる。代表作に『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』『河童の三平』『日本妖怪大全』などがある。1991年に紫綬褒章、2003年に旭日小綬章を受章。2007年に『のんのんばあとオレ』が仏・アングレーム国際漫

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