Books

電車をデザインする仕事 ななつ星、九州新幹線はこうして生まれた! 新潮文庫

水戸岡鋭治

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101206561
ISBN 10 : 4101206562
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2016
Japan

Content Description

豪華寝台列車なのに予約はいつも満員の「ななつ星 in 九州」。「縦長の目」が印象的な800系新幹線「つばめ」。斬新で魅力的なデザインはどのようにして生み出されたのか。「最高レベルのものを提供し、お客様に圧倒的な感動を五感で味わってもらう」というコンセプトを軸に、JR九州のD&S(デザイン&ストーリー)列車が大成功した経緯と今後について語る、プロデザイナーの発想術。

目次 : 1 プロデザイナーの心構えと仕事術(総合的で創造的なデザインをめざす/ デザインの基本、デザイナーの原点/ 日本の良さを活かすデザイン)/ 2 デザインの現場(鉄道デザインの裏側/ 公共デザインの裏側)

【著者紹介】
水戸岡鋭治 : 1947(昭和22)年岡山県生れ。イラストレーター・デザイナー。’72年、東京にドーンデザイン研究所設立。’88年、「ホテル海の中道」(福岡)のデザインに参加、JR九州・香椎線のリゾート列車(アクアエクスプレス)をデザイン。これをきっかけにJR九州の車両、駅舎などを多数デザインし、菊池寛賞、毎日デザイン賞、日本鉄道賞、ブルネル賞など多くの賞を受賞した。現在、JR九州デザイン顧問、両備グループデザイン顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 扉のこちら側

    2016年1014冊め。電車のデザイナーなる仕事。当然そのような仕事が世の中にはあるのだろうけれど、あまりにも自分の生活からかけ離れているので一体どのような仕事なのかと興味深く読んだ。かけ離れているとは言っても、数えきれないほど乗っている電車であるので、関わりはあったわけである。プロフェッショナルから注目ポイントを教えてもらうと、次に電車に乗るのが楽しみになる。そしてこんな豪華な電車でいつか旅してみたくなる。

  • saga

    JR九州の特急列車のデザインで知った三戸岡氏の著作。前半はデザイン全般、後半に「つばめ」や「ソニック」など個別の列車デザインに関することを配した構成。JR九州のコンセプトであるD&S=デザイン&ストーリーという考え方が素晴らしい。基本的には観光列車に傾注しているJR九州だが、九州新幹線も含めて、乗客がゆったりと過ごせる座席数というデザインで列車を運行するというのは、経営的にアリなのだ。もし首都圏の特急列車で同じようなデザインがされたら、例え自由席がなかったとしても私は受け入れることができそうだ。

  • リキヨシオ

    日本初のクルーズトレイン「ななつ星」や九州新幹線「つばめ」などデザインを手掛けたデザイナー・水戸岡鋭治氏の仕事の流儀!鉄道車両という公共空間デザインを通じて人の人生にとってのデザイン力の大切さが語られる。公共デザインで重要な「予算」「スケジュール」「技術」の三要素、そんな仕事を円滑に進める為に必要な「比較をしない」「不都合を受け入れる」「対立構造は作らない」という基本的原則。デザイナーを志す人だけではなく社会人を目指す若者や部下を抱える上司達にもおススメしたい1冊!一度でいいから「ななつ星」に乗りたい。

  • ぜんこう

    前半部では、デザインやデザイナーに関する水戸岡さんの考え方を書かれていて、後半部はJR九州を中心としたデザインを手がけた列車などの説明。 TVで見るだけなんですがJR九州の列車を見ると嬉しくなります。 水戸岡さんのデザインと、それを受け入れるJR九州との見事な融合なんでしょうね。 九州に行きたい!

  • Tomoichi

    鉄道に興味のない人でも水戸岡さんのデザインした車両をTVなどで観たことがあるんじゃまいかな。そんな水戸岡さんのデザイン論。叩き上げデザイナーだけあってスタイルは違うけど安藤忠雄と同じ匂いがする。デザイナーは芸術家ではない。その通りです。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items