タマリンドの木に集う難民たち 南スーダン紛争後社会の民族誌

橋本栄莉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784798503738
ISBN 10 : 4798503738
フォーマット
出版社
発行年月
2024年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
346p;22

内容詳細

「ジュバ虐殺」から10年――虐殺を生き延びた南スーダン、ヌエル社会の人々は、隣国ウガンダで難民としての新たな生を営み始めた。難民とは、果たして私たちがイメージするように、脆弱で支援を求める受動的な犠牲者に過ぎないのだろうか。本書では、太古より遊牧の歴史を歩んできたヌエルの人々が、避難先で新たな秩序をどのように創り出し、他者と生きる方法をどう編み出してゆくのかを報告する。

タマリンドの木は、南スーダン各地に伝わる起源神話において、人類の「故郷」や「母」を意味する。難民となったヌエルの人々は、避難先に新たな「タマリンドの木」を見つけ、その木の下で悩み、世界に対する問いを発していた。「難民の世紀」において、私たちは彼らから何を学ぶことができるだろうか。

本書では、南スーダンの紛争後社会を生きる人々が持つ、既存の秩序と向き合い、自らの生を生き直す技法を、南スーダンの避難民キャンプとウガンダの難民居住区でのフィールドワークから明らかにする。南スーダン難民の生活や文化・政治活動などを捉えた写真多数収録。

【著者紹介】
橋本栄莉 : 1985年新潟県生まれ。2009年より南スーダンでフィールドワークを始める。専門は文化人類学。2015年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。ジュバ大学平和開発研究センター研究員、日本学術振興会特別研究員、高千穂大学人間科学部准教授などを経て、立教大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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橋本栄莉

1985年新潟県生まれ。2009年より南スーダンでフィールドワークを始める。専門は文化人類学。2015年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。ジュバ大学平和開発研究センター研究員、日本学術振興会特別研究員、高千穂大学人間科学部准教授などを経て、立教大学文学部准教授(本データはこ

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