新型コロナ危機と欧州 EU加盟10カ国と英国の対応

植田隆子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784830951237
ISBN 10 : 4830951230
フォーマット
出版社
発行年月
2021年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
335p;21

内容詳細

加盟国とEU双方向からの対処がなされている欧州の国々の新型コロナ危機への取り組みを第一級の執筆陣がわかりやすく立体的に描く。

世界は約百年前のスペイン風邪以来の大きな感染症危機にみまわれている。欧州の国々はEUという統合体を作ったために、加盟国とEUの双方向からの対処がなされている。本書はEU本体との豊富な外交実務経験も有する編著者、欧州現地での研究・駐在歴を持つ第一級の執筆陣が新型コロナ危機への欧州の取り組みをわかりやすく立体的に描いている。


<目次>

はじめに
第T部 EUレベルでの動き
 第1章 コロナ禍とEU国境管理:EU市民権と連帯の行方に焦点を当てて
 第2章 コロナ危機の欧州経済への影響とEU経済政策
 第3章 新型コロナ危機とEU統合:試練による統合強化の展開
第U部 EU加盟国と英国による対処
 第1章 イタリア:状況認識後の対応に注目
 第2章 ドイツ:EUにおける役割の重要性
 第3章 フランス:試練のマクロン体制とEU連帯の追求
 第4章 スウェーデン:独自路線とEU協調との狭間で
 第5章 ベルギー:連邦制の下での独自の対応
 第6章 ハンガリー:我々は今,民主主義と戦争の間にいる
 第7章 ポーランド:コロナ対策から見えるポーランド政治の特徴
 第8章 バルト3国:EUの「傘」とロシアの脅威による地域協力の変容
 第9章 英国:変化を加速させたコロナ危機
終章1 コロナ後の国際秩序とEU
終章2 COVID-19と欧州統合の将来

【著者紹介】
植田隆子 : 博士(学術、津田塾大学)。成蹊大学法学部助教授、国際基督教大学教授、東京大学大学院特任教授、外務省欧州連合日本政府代表部次席大使などを経て、香川大学法学部客員教授、2021年4月より上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科講師。ジュネーブ大学高等国際問題研究所客員研究員(1985‐87年)、ブリュッセル自由大学欧州研究所(ULB IEE)客員教授(2002年、2013年)、オーストリア国際問題研究所招聘研究員(2013年)など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • くらーく さん

    15人の報告をまとめたもので、統一感はないので、だらだらーっと流し読み。本なので、あくまで過去の情報でしかない。でも、こうやって記録と当時の状況をまとめて、あとで振り返ると言うのは大事な事なのでしょうな。 今感じるのは、新型コロナ対策で効果的だったのは、ロックアウトとワクチンだな、と。ワクチンが1.5年で接種可能になったのと、これといった治療薬が出ていないのは、記憶に残しておきたいな。

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