増税地獄 増負担時代を生き抜く経済学 角川新書

森永卓郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784040824550
ISBN 10 : 4040824555
フォーマット
出版社
発行年月
2023年02月
日本
追加情報
:
192p;18

内容詳細

さらなる増税地獄がやってくる―。いまの政府が目指しているのは、国民全員が死ぬまで働き続けて、税金と社会保険料を支払い続ける納税マシンになる社会だ。我々は、暮らしの発想の転換を急がなくてはならない!

目次 : 第1章 重税国家ニッポン(国民負担率は48%まで増えている/ 2004年に年金は積立方式ではなくなった ほか)/ 第2章 不平等な税・社会保険料制度(お金持ちほど負担が小さい所得税/ 岸田政策に投資家はNOを突きつけた ほか)/ 第3章 待ち受ける消費増税(消費増税は時間の問題/ 消費税を社会保障財源にしてはいけない理由 ほか)/ 第4章 日本経済は世界一健全(日本とドイツは実質無借金経営/ 米国債を叩き売って為替差益を得ればいい ほか)/ 第5章 住民税非課税という最強の武器(年金の範囲内で暮らせるよう家計の構造改革を/ 日本の賃金G7で最下位に ほか)

【著者紹介】
森永卓郎 : 1957年7月12日生まれ。東京都出身。経済アナリスト、獨協大学経済学部教授。東京大学経済学部卒業。日本専売公社、経済企画庁、UFJ総合研究所などを経て現職。『年収300万円時代を生き抜く経済学』(光文社)では、“年収300万円時代”の到来をいち早く予測した。執筆のほか、テレビやラジオ、雑誌、講演などでも活躍中。50年間集めてきたコレクションを展示するB宝館が話題に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mazda さん

    「私はこれからさらなる増税地獄がやってくると確信している。その前に自分の生活を守る手段を考えておくべきだろう」と結んでいますが、全く同感です。消費増税と法人税減税はセットだし、年収1億円を超えるお金持ちは、多くを株などでもらうので税負担が下がります。結局一般庶民が多くのツケを払う構図になっていて、今度も控える増税ラッシュでさらに搾取され続けます。今は国民負担率48%なので、1月から6月までタダ働きしているのと同義です。これがさらに長くなると言っているのですが、果たしてそんな国に未来はあるのでしょうか…?

  • ニッポニア さん

    癌闘病中の森永さん、極端ですが、参考になります。以下メモ。庶民が本当に困るのは物価が下がった時、物価が上がるときは賃金も上がっていく。バブル崩壊後の強烈なデフレに注意。好きで楽しい仕事は儲からない。トナイナカ暮らし、都会から離れれば、見えてくるもの、物価、自由度、自産自消なら災害時も、いいことばかり。雨が降ったら本を読み、晴れたら畑の世話をする、理想郷ですね。富裕層の多くは自分の会社を持っており、暮らしの大部分は会社経費で賄われている、ため富裕層は消費税を負担しない。

  • 1.3manen さん

    森永教授は、ご自身の教授職と非常勤講師職の相違を述べるが、そこは読者にな興味がない。むしろ、K総理が隠すこと、スタグフレーション、国民負担は江戸時代を超える、小屋暮らしの「まさやさん」の好きなことをやって生きる人生、富山県舟橋村の図書館の凄さ、が重要だと思って読んだ。

  • ちゃとら さん

    【図書館本】もう死ぬのだから書きたいことを書く!と広告で見た。以前は「勝間さん😍」を連呼している森永さんにチャラさを感じ本は一冊も読んでいなかった。この本は、平等ではない低所得者に負担増の税と社会保険料のしくみ。日本が向かっているところ。政治家は実名で登場。マイナンバーカードやインボイス制度にも触れて、軽く読める、読みやすい本だった。

  • ヒデキ さん

    読むと将来に憂鬱になってしまいます 現在の日本は、どこの方向へ向かっているのか 富裕層を支えるために国民が、安い給与で働き続けて いく社会なのでしょうか そこから、逃げ出せと地方の活用を言われていますが、 都心に人が集まったためにがたがたになった地方に少しでも 人やお金が流れればという気持ちと地方在住者としては、 今更、ふざけんじゃねえと思ってしまう感じもありました

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人物・団体紹介

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森永卓郎

経済アナリスト。1957年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。経済企画庁総合計画局、三井情報開発(株)総合研究所、(株)UFJ総合研究所を経て、獨協大学経済学部教授。専門は労働経済学と計量経済学。堅苦しい経済学をわかりやすい語り口で説くことに定評があり、執筆活動のほかにテレビ・ラジオでも活躍。20

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