なぜジョブズは禅の生き方を選んだのか?

桑原晃弥

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569834696
ISBN 10 : 4569834698
フォーマット
出版社
発行年月
2017年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
222p;19

内容詳細

Macintosh、iMac、iPod、iTunes、iPhone…。数々の独創的な製品で世界をリードし続けた男の創造の秘密を明らかにする。

目次 : 第1章 人生と禅(仏教には「初心」という言葉がある。初心を持つのはすばらしいことだ。/ 禅は体験に価値を置いていた。知的理解より意義あるものを発見していた。 ほか)/ 第2章 ひらめきと禅(直感はとてもパワフルなんだ。/ 香りや匂いを嗅ぎ当てて決定を下す。 ほか)/ 第3章 ビジネスと禅(ここにないものは向こうにもない。/ なすべき仕事を手がけてきた。それは私の人生だ。 ほか)/ 第4章 忍耐と禅(振り返れば、今が最高の時だったと思うだろう。/ 次々とことが起こる時は、本当に大切なものは何かを考えろ。 ほか)/ 第5章 一期一会と禅(点と点は将来何らかの形で結びつく。/ ここで未来をつくるんだ。 ほか)

【著者紹介】
桑原晃弥 : 1956年広島生まれ。経済・経営ジャーナリスト。慶應大学卒業後、業界紙記者、不動産会社、採用コンサルタントの分野で実績を積んだ後、ジャーナリストとして独立。トヨタ式の普及で有名だったカルマン社の顧問として生産・ビジネスの現場を幅広く取材、トヨタ式のテキストや書籍の制作を主導した。一方でスティーブ・ジョブズなど成功した個人の研究をライフワークとし、人材育成から成功法まで鋭い発信を続けている

藤原東演 : 1944年静岡生まれ。臨済宗妙心寺派宝泰寺住職。文化発信の場サールナートホール館長。京都大学法学部卒業後、東福寺で林恵鏡老師のもとで修行。妙心寺派教学部長、同布教師会会長、花園学園法人事務局長を歴任する。浜松大学非常勤講師、静岡青年会議所文化開発室長、高校英語教師の経験もあり、幼い息子を亡くした苦悩、インドや中国の仏跡めぐりを檀家と毎年行う行動力から湧き出る生き方論は多くの人の心をとらえている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Y2K☮ さん

    本当に大切なものを見極め、そこに集中する。これだと信じた道を一途に歩み抜く。しかし執着しない。目の前のことに全力で打ち込む。ただし囚われない。流されない。ここにないものは向こうにもないと知る。シンプルで素朴な美を推奨する。ロジックでは矛盾するふたつの要素を共存させる。改めてジョブズは禅を明快に体現し、日常や職場へどう落とし込むかの応用例を示してくれたと気づく。「取り去るものがなくなったときに完成する」は村上春樹も似たようなことを書いていた。そして仕事は修行の道場。履き古された草鞋でOK。論理と直観の両輪。

  • Y2K☮ さん

    ジョブズ論と禅の教え。村上春樹の長編みたいな二重構造。禅は逆説的で論理的矛盾と映る考え方の宝庫。ひとつの目的に集中しつつ囚われない。やる誇りやらない誇り。機能を絞って美しさと使い易さを両立させる。目の前の仕事に全力を尽くし、それでもやりたいことができないなら別の居場所を作る。温めながら冷ますようなこれらの境地は頭の中だけで捏ね回すと混乱する。でも実体験に置き換えてみれば何てことない。楽しくない仕事の中でも楽しめる局面は必ずあるし、縛られない自由はしばしば退屈と不眠をもたらす。それと一緒。考えつつ無になる。

  • フウ さん

    ジョブズさんのカリスマ性が言葉に滲みでていました。やっぱり天才は違います。そして、その天才を支えた人たちも偉大だと思いました。 何よりも私は日本人なのに禅というものを全然内容知らずに過ごしていたのが少し残念に思えるぐらい禅の話がスゴかったです。 あくまで私の感覚ですけど禅とアドラー心理学って少し近いものがあるような感じがします。 この本を読んだあと、禅の本読みたくなったので早速買いました。

  • りょちみ さん

    ジョブズの発言を、背景に禅の考えがあるという前提で 一つ一つ解説をしている。構成がわかりやすい。 禅について基礎知識を持ってから読むと良い。

  • SK627*43 さん

    菩提寺の住職から頂いた一冊。 禅への憧憬が深かったスティーブ・ジョブズの発言とその発言に対する禅の観点からの解釈を纏めている。 真似は出来ないけど、仕事をしていく上で心掛けたいと思うこともあった。

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人物・団体紹介

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桑原晃弥

1956年、広島県生まれ。経済・経営ジャーナリスト。慶應義塾大学卒。業界紙記者などを経てフリージャーナリストとして独立。トヨタ式の普及で有名な若松義人氏の会社の顧問として、トヨタ式の実践現場や、大野耐一氏直系のトヨタマンを幅広く取材、トヨタ式の書籍やテキストなどの制作を主導した。一方でスティーブ・ジ

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