マスカレード・ホテル 集英社文庫

東野圭吾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087452068
ISBN 10 : 4087452069
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本
追加情報
:
520p;16

内容詳細

【映画化された、シリーズ第1弾】
都内で起きた不可解な連続殺人事件。容疑者もターゲットも不明。残された暗号から判明したのは、次の犯行場所が一流ホテル・コルテシア東京ということのみ。若き刑事・新田浩介は、ホテルマンに化けて潜入捜査に就くことを命じられる。彼を教育するのは、女性フロントクラークの山岸尚美。次から次へと怪しげな客たちが訪れる中、二人は真相に辿り着けるのか!? 大人気シリーズ第1弾のミリオンセラー。

登場人物紹介
山岸尚美
ホテル・コルテシアのフロントクローク。人の役に立ちたいと思い、昔からホテルで働くことを夢見ていた。徹底したプロ意識を持っており、努力を惜しまない。並外れた観察力と記憶力でお客様をもてなし、お客様の“仮面"を守ることを信念としている。
新田浩介
警視庁捜査一課所属の若きエリート刑事。国際弁護士の息子で、十代の前半の二年あまりをロサンゼルスで過ごす。知能犯との対決を夢見てこの世界に入った。生意気なところがあり、先輩刑事と衝突することも。大胆な発想力と行動力で事件解決に貢献する。

【著者紹介】
東野圭吾 : 1958年大阪市生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業。85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞、99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞と第6回本格ミステリ大賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、13年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、14年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

総合評価

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テンポよく歯切れもいいので、すぐに読み進...

投稿日:2021/07/04 (日)

テンポよく歯切れもいいので、すぐに読み進めることができてしまいます。ストーリーはとても面白く二度三度と読んでいます!

AYA さん | 愛知県 | 不明

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フロントクラークの山岸とフロントスタッフ...

投稿日:2021/06/18 (金)

フロントクラークの山岸とフロントスタッフに扮して捜査をする刑事新田の最初は衝突が多い二人だが次第に信頼関係が生まれ協力して犯人を追うお話です。どんどん読み進めたくなる展開で一気読みしました。

ひまわり さん | 東京都 | 不明

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フロントで接客する女性とホテルで起きる可...

投稿日:2021/04/18 (日)

フロントで接客する女性とホテルで起きる可能性のある事件の潜入捜査でホテルマンになりすました刑事が始めはぶつかり合いながらも、協力して見えない犯人に迫っていく話。最後まで犯人が分からないドキドキ感があり、テンポもよくてどんどん読み進められる本だと思います。

まめ さん | 群馬県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tetchy さん

    昨今話題のお仕事小説にこれまた昨今ブームの警察小説を見事にジャンルミックスした非常にお得感のある小説となっている。メインの殺人予告の謎を探る刑事新田浩介の捜査を軸に優秀なホテルウーマン山岸尚美が出くわす奇妙な客たちが織り成す日常の謎を散りばめ、しかもそれらがメインの事件に有機的に関わってくるのだからまさに抜け目のない出来栄えだ。そしてホテルのイベントでも最も華やかといえる結婚式を物語のクライマックスに持ってくるあたり、まさに期待を裏切らないというか隙がない。最後に中年刑事能勢には名脇役賞を与えたい。

  • zero1 さん

    【ホテルに来る人々は、お客様という仮面を被っている】。連続殺人事件解決のため一流ホテルに潜入捜査。新田は優秀なフロントクラーク山岸の指導を受ける。謎の数字は予想が簡単。見せ場は新田が捜査方針と山岸の板挟みになるところ。双方のプライドによる本音のぶつかり合いと伏線の回収は見事。再読でも文庫500ページを楽しめた。刑事とホテルマンはともに人を見る仕事。そして時に恨まれる。最初反発していた二人は次第に同志へ。ミッシングリンクをどう解く?キーマンは能勢。続きあり。19年にキムタクと長澤まさみの主演で映画化。

  • ehirano1 さん

    こういう凸凹コンビは音道貴子刑事シリーズ(乃南アサ)の音道刑事と滝沢刑事を思い出しながら読みました。以外に思ったことは、職種は違えど刑事とホテルマンというは意外と類似した能力が要求されるのだなぁと思いました。まあ、だから新田刑事のホテルマンへ最速で順応できたのかなと。

  • パトラッシュ さん

    元ホテルマンの森村誠一が描く20世紀のホテルは、客と従業員双方の金と女が絡んだ欲望が渦巻いていた。同じ乱歩賞作家の東野圭吾の手になる21世紀のホテルには、拭ったように欲望の消えたキャラばかりだ。職務に忠実な従業員ばかりのところへ、腹に一物抱えた客が爆発させる場を求めてくる。まさに仮面舞踏会の世界であり、森村作品とは逆の意味で凶悪犯罪の現場にふさわしい。近作に目立つ人情小説的要素を排しており、主役2人も滑り気味ながら事件を追う面白さを堪能できる。この頃が著者の最も純粋なミステリを書いていた時期かもしれない。

  • にいにい さん

    久しぶりの東野圭吾さん。刑事とホテルスタッフとのプロどおしがプライドをぶつけ合う。さすが東野さん。ホテルを利用するお客様のエピソードが盛り沢山で、楽しくくもあり、ジーンともする。尚美さんの入社の経緯もいい!。大満足。連続殺人事件予告への対応で潜入捜査する新田刑事、彼をサポートするフロントクラークの尚美さん。このコンビでのシリーズは、面白そう。ホテルの内情を新たに知りながら楽しめる長編ミステリの一冊。次は、「マスカレード・イヴ」だ。能勢刑事のキャラも最高!人は、何処でも何かの仮面をまとう。ホテルは特に。

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人物・団体紹介

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東野圭吾

1958年大阪府生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒業。85年『放課後』で第三十一回江戸川乱歩賞を受賞。専業作家に。99年『秘密』で第五十二回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第百三十四回直木賞、第六回本格ミステリ大賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第七回中央公論文芸賞、13年『夢

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