東京都市大学総合研究所未来都市研究機構

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都市5.0 アーバン・デジタルトランスフォーメーションが日本を再興する

東京都市大学総合研究所未来都市研究機構

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784798165479
ISBN 10 : 4798165476
フォーマット
出版社
発行年月
2020年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
300p;19

内容詳細

人間拡張の最大形態としての「都市」の課題を最新テクノロジーで解決し、人間中心設計によって再興していく未来に向けた考え方―それが「都市5.0」である。都市の主役が法人から個人へとダイナミックに転換していく。その実践と知見を最新事例とともに展開し、アーバン・デジタルトランスフォーメーションの可能性を探る。

目次 : なぜ今、「都市」なのか?/ 第1部 都市とは人間拡張の最大形態である(都市は人間の「脳」の拡張として誕生した/ 都市という名の人間拡張が加速した時代/ サイバーとフィジカルが融合する時代)/ 第2部 都市5.0へ向かうデータと分析(ビッグデータによる「都市の脈動」の把握/ IoTとAIによるインフラマネジメントの一大変革/ IoTとAIによる人間中心の都市像)/ 第3部 都市5.0を実現する設計思想(都市を人間中心で設計する:MaaSからCaaSへ/ コミュニティ創造による「個人の都市」の実現/ グリーンインフラによる都市の持続的成長)/ アーバン・デジタルトランスフォメーションの時代に

【著者紹介】
葉村真樹 : 東京都市大学総合研究所教授・未来都市研究機構機構長。富士総合研究所(現みずほ総合研究所)で経済政策、都市政策関連の研究員としてキャリアをスタート。Google日本法人で経営企画室兼営業戦略企画部統括部長、ソフトバンクでiPhone事業推進室長、Twitter日本法人でブランド戦略部門東アジア統括、LINE執行役員(法人事業戦略担当)等を経て現職。コロンビア大学建築・都市計画大学院都市計画修士課程修了、東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士後期課程修了、博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • TK39 さん

    従来のスマートシティ論議はIOTの延長線上、テック企業がデータを集約するために主導してきた。新しい都市は人間中心、コミュニティの再構築を重視する必要あり。新しいモビリティと配送の掛け合わせがCity as a Serviceにつながっていく。 スマートシティというと監視社会につながるのではという疑念に対する考えであり、個人的には共感できる。 便利になってほしいが、それだけではない。

  • sab さん

    黒川紀章氏が提唱した神⇒王⇒商人⇒法人⇒個人の都市の変遷の5相目が都市5.0である。センシングによるデータ取得・解析・ソリューション化・利用・コミュニティ形成を人間中心・ユニバーサルデザインによってこれを実現していく。ブロックチェーンのユースケースとして交通ルールを守って渋滞改善への寄与の定量化といった想定がされているのも面白い。Googleはトロントのスマートシティ化をとれなかったわけだが、中国は(個人の権利の問題を於いて)それ以上にこのDXを推進しており、この点を深堀りたい。アフターデジタル以外だと…

  • delsaluto 1 さん

    デジタルトランスフォーメーションに関する本の多くが、サービスや業務等のソフト面についてのものだが、本書は都市と言うハードウェアの側面から、デジタルトランスフォーメーションの影響を分析している。 そういった点で独特であり、非常に面白いテーマではあるが、まだまだ議論がしつくされていないような印象を受けた。ただ、これからの議論のスタートとしては面白い内容だった。

  • 茶屋博紀 さん

    取り扱っているテーマが面白い。

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