チャイナ・イノベーション データを制する者は世界を制する

李智慧

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784822255879
ISBN 10 : 4822255875
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
追加情報
:
289p;19

内容詳細

14億人の中国「モバイル決済」市場を二分する世界的プラットフォーマー、アリババとテンセントはどこへ向かうのか?中国フィンテック研究の第一人者が解き明かす中国型イノベーション勃興の謎。

目次 : 序章 米中貿易戦争とチャイナ・イノベーション/ 第1章 習近平国家主席とデジタル強国路線/ 第2章 なぜ中国でイノベーションが爆発的に生まれているのか?/ 第3章 阿里巴巴集団と騰訊控股―中国版巨大プラットフォーマーの誕生/ 第4章 2強を追う先端技術企業/ 第5章 急速に進むデジタル化の負の側面/ 第6章 中国型イノベーションの本質と先端企業との付き合い方―ユニクロ、メルカリの事例/ 終章 データを制する者は世界を制する

【著者紹介】
李智慧 : 中国福建省出身、上海市華東師範大学卒業。商社勤務の後、日本へ留学。神戸大学大学院経済学研究科国際経済専攻博士前期課程修了。大手通信会社を経て、2002年に野村総合研究所に入社。現在、金融ITコンサルティング部(兼)未来創発センターグローバル産業・経営研究室上級コンサルタント。中国のフィンテック・ウォッチャーの第一人者。論文多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おせきはん さん

    アリババやテンセントをはじめ、中国の先端企業が紹介されています。収集したデータをビジネスに活用する仕組みだけでなく、米国から中国に戻ってくる優秀な人材、豊富な資金、企業経営のスピードと柔軟性など、先端企業を支える仕組みも参考になりました。配車アプリの滴滴出行と快的打車、ウーバーのキャンペーン合戦におけるスケールの大きさには驚くとともに、プラットフォームを押さえることの価値の大きさもうかがい知ることができました。

  • templecity さん

    中国は国策でもあることから、すごい勢いでAI化が進んでいる。キャッシュレス化がその最たるもの。信用基盤が未成熟であることからクレカは普及していなかったが、消費者と企業間の商取引を仲介する基盤、その仕組みはまさにメルカリであるが、アリペイが普及し一気にキャッシュレス化が進んだ。ECの仕組みは米国から入ってきたが、クレカや振込だったがアリペイの登場で駆逐されてしまった。ウーバーの仕組みもいろんなインセンティブを設けたりしてこれもウーバーを超えた。(続きあり)

  • でんがん さん

    中国の勢いのある先端企業について程よく踏み込んで解説されており、面白かった。時代はITからDT(データテクノロジー)へ。2014年にジャック・マー予言した通り、勢いのある国や企業はデータを上手く活用しているところばかり。まさにデータを制する者が世界を制するといった感じ。中国は圧倒的な人口で大量のデータを集められる上に、法規制もゆるゆるな為、新しいことに取り組みやすい。法規制ガチガチでデータも集まらず活用もできない日本とは対照的で悲しい。

  • GASHOW さん

    90年代の日本は携帯電話で沸きたっていた。2015年以降の中国は、スマートフォン決済で世界をリードしている。イノベーションは、順番をたどらないとクリステンセン氏は言う。政府が国民監視をしている国では、もともとのプライバシー権が限定されているから、西側諸国よりもデータ経済でAI実験がやりやすいと言われている。チャイナイノベーションはまだまだ進むだろう。

  • gokuri さん

    続編「チャイナイノベーション2」を先読みし、衝撃を受け改めて本作を読む(図書館本) 中国政府のデジタル社会への取り組み、アリババ、テセント、そして多数のIT企業の立ち上がりの経過がつづられている。多数のチャレンジャーが競い合っていること、当面は政府の規制や、既存のプレイヤーがいないこと、顧客のニーズを勝ち取ってプラットフォーマーが急成長していったことが分かる。日本のIT企業が中国企業のサービス戦略や、手法、人材確保など学ぶことは非常に多いのに、と歯がゆい思いとともに読了。

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李智慧

野村総合研究所上級コンサルタント。中国福建省出身。中国華東師範大学卒業、商社勤務の後、神戸大学大学院経済学研究科国際経済専攻博士前期課程修了。大手通信会社を経て2002年に野村総合研究所に入社。中国フィンテック・ウォッチャーの第一人者。専門はデジタルエコノミー、メガテックのビジネスモデルと戦略など(

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