しゃべり尽くそう!私たちの新フェミニズム

望月衣塑子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784816618055
ISBN 10 : 4816618058
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
187p;19

内容詳細

東京新聞望月衣塑子と様々な分野の4人の女性との白熱トーク!!

目次 : 言葉にできない苦しみを、伝えていくということ(ジャーナリスト・伊藤詩織&東京新聞・望月衣塑子)(自殺した娘の部屋にたたずむ父親の姿が写されていました/ 日本の中にある閉塞感を感じますか ほか)/ 女性=アウトサイダーが入ると変革が生まれる―女性議員を増やそう(上智大学・三浦まり&望月衣塑子)(土井たか子さんが社会党の委員長になり、「マドンナブーム」が起きました/ 日本がやってこなかった最たるものは、ジェンダー平等に手をつけなかったことです ほか)/ 「先生、政治活動って悪いことなん?」子どもたちは、自分で考えはじめている―「慰安婦」問題を教え続けて(公立中学校教諭・平井美津子&望月衣塑子)(日本の歴史というのは、そもそも女性を置いてきぼりにしてきたものです/ 彼らはわたしのつくったプリントの開示請求をしてきました ほか)/ 自発的対米従属の現状をかえるために、オルタナティブな声をどう発信するか―軍事・経済・原発・対アジア関係、すべてが変わる(新外交イニシアティブ(ND)代表・猿田佐世&望月衣塑子)(民主党の「原発0」の閣議決定が見送られた時…/ 同じ行くなら「民主党政権らしい話」ができる人が、アメリカ政府と話をしに行くべきでした ほか)

【著者紹介】
望月衣塑子 : 1975年、東京都生まれ。東京新聞社会部記者。慶応義塾大学法学部卒業後、東京・中日新聞に入社。関東の県警、東京地検特捜部などの事件記者を経て、東京地裁・高裁での裁判を担当し、経済部記者、社会部記者として、防衛省の武器輸出、軍学共同などをテーマにした取材を行う。2017年、平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞を受賞

伊藤詩織 : 1989年生まれ。ジャーナリスト。「アルジャジーラ」「エコノミスト」「ロイター」などの映像ニュースやドキュメンタリーなどの制作を行う。2017年、Chanel News Asiaで放映された孤独死をテーマにしたドキュメンタリー「LONELY DEATHS」監督を担当し、NEW YORK FESTIVAL WORLD’S BEST TV & FILMSのファイナリストに選ばれる。2017年10月、自身の性被害体験について綴った『ブラックボックス』(文藝春秋)発行

三浦まり : 1967年、東京生まれ。慶應義塾大学法学部卒、カリフォルニア大学バークレー校にてPh.D(政治学)取得。東京大学社会科学研究所機関研究員を経て、2010年より上智大学法学部教授。専門はジェンダーと政治、現代日本政治論、福祉国家論。女性議員を増やすための若手女性の政治リーダー・トレーニングを提供する一般社団法人パリテ・アカデミーの共同創設者・代表理事

平井美津子 : 1960年、大阪市生まれ。立命館大学文学部卒業後、大阪府公立中学校の教師となる。歴史教育者協議会会員、子どもと教科書大阪ネット21事務局長、立命館大学・大阪大学非常勤講師。アジア太平洋戦争下における日本軍「慰安婦」、沖縄戦を研究している

猿田佐世 : 1977年生まれ、シンクタンク「新外交イニシアティブ(ND)」代表・弁護士(日本・ニューヨーク州)。早稲田大学法学部卒業後、NGO活動などを経て2002年日本にて弁護士登録。2009年米国ニューヨーク州弁護士登録。アムネスティ・インターナショナル、ヒューマン・ライツ・ウォッチなどの国際人権団体等で活動。現在は、沖縄基地問題、原発、安全保障などの外交・政治問題について米政府や議会に政策提言を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • しんすけ さん

    読み終わったとき、虚しさが少し残った。 東京新聞の望月記者と四人の女性との対談が収録されている。 伊藤詩織、三浦まり、平井美津子、猿田佐世。 それぞれのテーマは ●セクシャルハラスメント ●女性議員 ●慰安婦 ●国際社会と基地問題 ● どの一つをとっても改善が進んでいるとは思われない。 それどころか、今の日本政府は軍国政府の感を呈している。 本書は、2018年に発刊されたもの、あの頃はまだ希望が観えていたような錯覚もあったが、今はその片鱗さえない。

  • ネギっ子gen さん

    <「ジェンダーギャップ指数」で、日本は144ヵ国中114位と過去最低を記録>し、男女差別がなかなか改善されない状況下で、自分に何ができるか考えた東京新聞社会部記者の望月衣塑子さんが、日本を代表する様々な立場の4人と語り合った記録。ジャーナリストの伊藤詩織さんや政治学者の三浦まりさん、新外交戦略「新外交イニシアティブ」の猿田佐世さんの3人は知っていたが、公立中学校社会科教諭の平井美津子さんは知らない。慰安婦のように性を蹂躙された女性達のことを、積極的に教育の場で取り上げている、“胆の据わった”教師ですね。⇒

  • 香菜子(かなこ・Kanako) さん

    しゃべり尽くそう! 私たちの新フェミニズム。 望月衣塑子先生、伊藤詩織先生、三浦まり先生、平井美津子先生、猿田佐世先生の著書。ジェンダー不平等をなくしてジェンダー平等を実現しないと日本はいつまでたっても世界に通用しない脱落者になってしまう。ジェンダーギャップ指数でみると日本は世界の中の落ちこぼれ。女性差別や男女平等やジェンダー不平等なんて言葉が存在しなくなるくらい自然なジェンダー平等が進むことではじめて真のジェンダー平等になる。

  • Mc6ρ助 さん

    こういう本だからジェンダー・ギャップがあることは覚悟の上だけれど、慰安婦問題でジェネレーション・ギャップまで味わうとは予想できず。働き方改革が時短となるのもお国柄?『日本では、自分が倒れたら家族の誰に介護してもらうのか、子どもの面倒を見てくれるお母さんがいなくなってしまったらどうしようという感じですよね。スウェーデンではそういう心配もないし、仕事も5時に終わる。誰かに頼らなくても生活が回って、安定した収入がある。学費が全くなくても大学に行くこともできる。リラックスして自分の人生を選ベますね。(p179)』

  • りく さん

    政治的なことは若干微妙だが、女性が過去から現在に至るまで被ってきた性差別や人権侵害に関する内容には全く持って同意 世界を見渡すと0歳児の女の赤ちゃんがすでにレイプの対象になっている 10歳位で嫁に行かされる女の子がいる 女という理由で教育を受けられない人がいる 子できない、男児を産めない、また妊娠した、と言われ侮蔑される女性がいる 女は男の指示に従うものだという古からのなぞルール 人権はまだ尊ばれてはいない

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

望月衣塑子に関連するトピックス

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品