吉永小百合、オックスフォード大学で原爆詩を読む 集英社新書

早川敦子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087206654
ISBN 10 : 4087206653
フォーマット
出版社
発行年月
2012年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
188p;18

内容詳細

2011年10月、原爆詩の朗読を続ける女優、吉永小百合は、オックスフォード大学の招きを受けてイギリスに向かう。ヨーロッパで初めての朗読会、伴奏は、坂本龍一。百十年前のピアノが哀切なメロディーを奏で、偶然チャペルに迷い込んだ鳩が、長編詩「慟哭」のクライマックスで天井を飛翔した。彼女の朗読は、なぜイギリスの聴衆たちの胸を打ったのか。吉永小百合が原爆詩と関わった二十余年にわたる軌跡を紹介しつつ、当日の出来事をドラマティックに描くドキュメント。原爆詩が、国境を超えた瞬間が、いまここによみがえる。

目次 : 1 鳩が運んできたもの(その瞬間/ 苦悩を受けとめる ほか)/ 2 原爆詩との出会いとオックスフォードへの道(原爆詩との出会い/ CD「第二楽章」の誕生 ほか)/ 3 チャペルに響いた朗読の言葉―二〇一一年十月二十二日(ハプニングの連続/ いざ、オープニング ほか)/ 4 廃墟にて(いま、私たちは廃墟の前に佇んでいる/ もう一人の福島の詩人 ほか)/ 歩み続ける オックスフォード一年後の思い―吉永小百合さんに、一年後の感想を聞く(談)

【著者紹介】
早川敦子 : 1960年生まれ。津田塾大学学芸学部英文学科教授。専門は二〇世紀から現代にいたる英語圏文学、翻訳論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はるわか さん

    わたしをかえせ わたしにつながるにんげんをかえせ / 「私が生ませましょう」 生ましめんかな 生ましめんかな 己が命捨つとも /吉永小百合、坂本龍一、2011年10月22日。瓦礫から言葉を掬い上げる。

  • ハル さん

    「フクシマのあとに声を発しないことは野蛮である。」読みながら、自身のことですが、3月11日の地震のあと津波のショックでしばらく絶食気味になりその後は原発による汚染があまりに憂鬱でニュースや新聞が読めなくなっていたことを思い出し、ここ2年意識的に事実を締め出していた自分を発見しました。遅ばせながら、やっと聴き、返事をする準備が出来たのかもしれません。「第二楽章」にて読まれた詩や作中で触れられた詩に対して大きな興味を抱いたので、まずはそこから比喩を超えた筆舌尽くしがたい現実の一端に触れられたらと思っています。

  • 山内 ダイスケ さん

    吉永氏は、もはや、数少ない日本の核戦略批判派著名人でもある。 核兵器を保有するイギリスの名門校で、何故彼女の朗読が、人の心を打ったのか。 私も生有るうちに、一度生を聴きたい。日本人の宝ではないかとすら、思える。

  • bandil さん

    タイトル通りのイベントがどのように執り行われ、どのように波及していったかが美しい描写で綴られる。原爆文学をホロコースト文学を通して語るあたりなどは面白い視点であった。残念だったのは、カバーのそでに「ドキュメント」とあったが、主観的描写やイデオロギーが差し込まれていたのに、それを無視してドキュメントとしてしまった点。フクシマの話をイデオロギー抜きで論じるのは難しいものなのだろうか。判断は読者にさせてもらいたかった。

  • キミ兄 さん

    芸術の力を借りることで人は悲しみを悪意に対する憎しみに変えずにすむことがよくわかる。その点でフクシマを入れることには多少違和感がある。それでも☆☆☆☆☆

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