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フォトジャーナリスト13人の眼 集英社新書

日本ビジュアル・ジャーナリスト協会

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087203035
ISBN 10 : 4087203034
フォーマット
発行年月
2005年08月
日本
追加情報
:
18cm,254p

内容詳細

激変する世界の中で苦闘する人間の視点に立ち、「戦争」の現実や「世界」の裸の姿に肉薄しようと、日々戦うジャーナリストたちがいる。13人の映像と文章を通じて、現在進行形の世界の姿を見つめる。

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読書メーターレビュー

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  • 職商人 さん

    古本屋で購入。2005年刊。9年を経て時代は深刻さを増している。加えて、日本では東日本大震災、東電福島第一原発事故があった。何故、治世者達は民衆を欺いて戦争をし、原発を作るのか。戦争や事故で犠牲になるのは民衆達。前線の兵士も民衆である。安全なところにいて戦争を仕掛ける者達は真実を隠して民衆同志を戦わせ、安全神話を言いのり、犠牲者達を隠す。マスメディアにくみしないフォトジャーナリスト達のレンズは民衆の現実、真実をとらえる。画像の背後にある権力者達の欲望に激しい憤りを感じる。怒りを忘れてはならないと思った。

  • かもめ通信 さん

    2004年の1年間、信濃毎日新聞に毎週1回掲載された52本の記事と写真をまとめたものなので、情勢としては少し古くなっているものもあるが、それでも、今に通じるものが沢山あり、充分読み応えもある。一つ一つの記事はコンパクトにまとまっているので、一気に読み上げる必要もなければ、どこから読んでもよい。13人のフォトジャーナリストが様々な国と地域の様々な問題に真摯に向き合いながら、そこに生きる人びとの姿を文字と写真で映し出す。紛争地域も多いが、凄惨な写真はない。あるのは、懸命に生きる人びとの姿だった。

  • 更紗蝦 さん

    2005年に出版された本ですが、書かれている内容は「既に済んだ事」ではなく、「過去から現在までずっと続いている事」です。「加害者は被害者を隠す。ゆえに被害者はジャーナリストの手を借りて何とか被害を伝えようとする。それが次の被害を防ぐ唯一の道だからだ」(17p)という広河隆一氏の言葉が心に重くのしかかります。「忘れる事」「知ろうとしない事」は、加害者への荷担に他なりません。

  • マッピー さん

    13人がそれぞれに3〜4枚の写真に新書で2〜3ページ分の文章をつけて紹介。 本来それだけで伝える力をもった写真につけられた文章は、その国の歴史であったり、写真の後日談であったり。 淡々と書かれた文章もあれば、熱い文章もあり。 でも、どの写真も、この世界の現実。 どの写真も、苦しくて胸がつぶれそうになる現実。 アジアで、アフリカで、ヨーロッパで、内戦や紛争が後を絶たない。 命の危険はもちろんのこと、たとえ生き残ったとしても生き延びる困難は付きまとう。 この本から受け取った思いはとても重い。

  • ゆう さん

    国家が引き起こす戦争でほとんど取り上げられることのない民間人のいつまで続くかわからない、想像できないほど大きな犠牲、戦争から戻った兵のその後の苦悩、何の罪もない幼い子供に起きる悲劇、戦いが表向きは終結しても肉体や心に刻まれた傷は世代を超えて受け継がれていく…写真1枚にその説明や被写体への想いが数ページ、普通であれば簡単に読み終わるボリュームなのに1つ1つの問題をを消化するのに時間がかかり中々頁をめくれなかった。

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