ヴェーバー学のすすめ

折原浩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784624400545
ISBN 10 : 4624400542
フォーマット
出版社
発行年月
2003年11月
日本
追加情報
:
19cm,160p

内容詳細

ヴェーバーの実存的危機のさなかから生まれた「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の“精神”」を、その原問題設定に立ち戻り、数多の批判から擁護する。全てのヴェーバー研究者への問題提起であるとともに、日本の学問文化のあり方への根本的な批判の書。

目次 : 第1章 基本構想―ヴェーバーにおける実存的問題と歴史・社会科学(職業観問題―神経疾患による挫折と再起の狭間で/ 実存的原問題と「倫理」のテーマ/ 自己洞察からヨーロッパ近代の自己認識へ―「倫理」以降の展開/ 生産的批判の要件を欠く過当な一般化と裁断―「倫理」批判の問題傾向 ほか)/ 第2章 ヴェーバーの言葉・意味・思想・エートス論―羽入書論駁をとおして(論法と水準/ 四「問題」の選択規準と所在/ 疑似問題「唯『ベン・シラの知恵』回路説」/ 宗派宗教性と訳語選択 ほか)

【著者紹介】
折原浩 : 1935年東京に生まれる。1958年東京大学文学部社会学科卒業。1964年東京大学文学部助手。1965年東京大学教養学部専任講師(社会学担当)。1966年東京大学教養学部助教授。1986年東京大学教養学部教授。1996年東京大学教養学部定年退職。名古屋大学文学部教授。1999年名古屋大学文学部定年退職。椙山女学園大学人間関係学部教授。2002年椙山女学園大学人間関係学部退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Humbaba さん

    ある人物の評価について、すべての人が統一の見解を持つということはありえないだろう。目立った実績を上げるということはそれだけ注目を集めるということにつながる。そして、注目を集めればそれに対して批判的な評価を下す人も出てくる。正しい理解に基づいた批判であれば良いが、全ての批判がそのように考えられたものというわけではない。

  • ぼけみあん@ARIA6人娘さんが好き さん

    羽入辰郎『マックス・ヴェーバーの犯罪』に対する著者の最初の反論本。内容は2部に分かれていて、反論中心の部分と、著者によるプロ倫に関する見通しを述べる部分の2部構成になっている。その意味で「ウェーバー学のすすめ」なのだが、カギカッコ等を多発する著者の文体がとても読みにくく感じた。時間があれば後で書かれた他の3冊も読んでみたいが、取りあえずこの1冊だけ読めばよいだろう。なお、著者の立場は山之内靖氏『マックス・ヴェーバー入門』と基本的には同じようだ。

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折原浩

1935年東京に生まれる。2002年椙山女学園大学人間関係学部退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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