蜜蜂と遠雷

恩田陸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344030039
ISBN 10 : 4344030036
フォーマット
出版社
発行年月
2016年09月
日本
追加情報
:
507p;20

内容詳細

第156回 直木賞受賞

俺はまだ、神に愛されているだろうか?

ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。
著者渾身、文句なしの最高傑作!

3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた。
養蜂家の父とともに各地を転々とし自宅にピアノを持たない少年・風間塵15歳。かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇しCDデビューもしながら13歳のときの母の突然の死去以来、長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマンでコンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール19歳。彼ら以外にも数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?

【著者紹介】
恩田陸 : 1964年、宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞および第2回本屋大賞を受賞。06年『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞を受賞。07年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

総合評価

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クラシックが好きなので登場する曲を頭の中...

投稿日:2021/07/04 (日)

クラシックが好きなので登場する曲を頭の中で流しながら読みました。自分はピアノが弾けないのでクラシックが弾ける人を無条件で尊敬します。ピアノが弾けて当たり前で更に独自の表現力も求められる世界は凄いです。コロナ禍が落ち着いたらコンクールを聴きに行ってみたいです。

ゴロウ さん | 大阪府 | 不明

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直木賞に何度もノミネートされてきた恩田氏...

投稿日:2021/06/18 (金)

直木賞に何度もノミネートされてきた恩田氏がこの作品で満を持して受賞しました。一ファンとしては感慨深いです。音楽物は小説で取り上げるにはとても難しいテーマだと思うのですが、恩田氏の細かい描写でページをまくる手が止まりません。

sissy さん | 不明 | 不明

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面白かった。泣けた。耳の中でピアノの音が...

投稿日:2021/04/18 (日)

面白かった。泣けた。耳の中でピアノの音が鳴り響いている。そして自然の、日常の中にいつもある音楽。『蜜蜂と遠雷』を読んで、今まで意識しすることなく、聞き流していた音に耳を傾けることの楽しさに気づいた。音楽の楽しさを思い出させてくれる作品。登場人物もみんな魅力的で、会話も楽しい。本を通して4人のピアノが聞こえてくるようで、すっかりファンになってしまった。

はれ さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    恩田陸は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。当初、二段組、500P超で瞬間怯みましたが、ピアノの旋律の如く軽やかに一気読みしました。最後まで誰が優勝するのか、ワクワクしながら頁を捲りました。先日読んだ「羊と鋼の森」が静だとすると、本作は正に動(遠雷)のピアノ小説です。本作は、今年のBEST20候補、恩田陸のここ数年のMyBESTです。本作で直木賞受賞でも良いかも知れません。幻冬舎刊だから難しいかなぁ(笑)

  • どんふぁん@ダイエット中 さん

    2017年3月20日読了。こんな大作を読み上げたのは初めてといっていいくらい、読むのにも体力や能力が要ったようにも思います。でも読んだ後の清々しさったらない!マサルや塵やあやの若さ溢れる演奏に心打たれる連続で、本当に楽しかった。YouTubeでこの曲はどんな曲なんだろうと検索して、こんな曲をコンクールで弾いてるのかとビックリしました。曲を聴きながら読んだので、時間がさらにかかったのですが(ただでさえ読むの遅いのですが)、おかげでその曲の雰囲気がすぐに捉えることが出来て良かったと思っています。そしてその曲の

  • しんごろ さん

    国際ピアノコンクールを舞台にした若いピアニスト達の話なんですが、なんなのこの面白さは…!読んでるだけで、自分がコンクール会場のど真ん中に座って、ピアノを聴いている錯覚に!しかも音も聞こえてくるよ〜!ステージマネージャー、調律師、審査員といった脇役陣がさらに物語を引き立て、臨場感がすごくある作品になってます(^^)クラシック音楽の知識がなくても、読みはじめたら引きこまれる圧倒的な超弩級の作品です(^-^)

  • パトラッシュ さん

    長編小説には数年数十年に及ぶ人や家族の興亡を描く時間型と、最終局面である短期間に少数の人間がぶつかり合う凝縮型がある。恩田陸さんは後者が得意だが、過去の作品ではそこに至るまでのプロセスが曖昧だったり不完全燃焼な部分も残った。本書はピアノコンテストを舞台に青春を音楽に賭ける若者たちのドラマが夥しい言葉で積み上げられていくだけでなく、取り上げられる数十曲の解釈や演奏を日本語で表現するという難業に挑む。知らない曲が多く結末も予定調和的だが、それでも1000枚超を読まされてしまう筆力と構成力は圧倒的な読み応えだ。

  • 風眠 さん

    「きっと自分はこうなれる」とイメージできることは、叶えられる未来だと私は思っている。映像が浮かぶように具体的にイメージできるということは、そこに辿り着くまでの努力の道筋が分かっているという事だから。ダイヤはダイヤでしか磨かれないように、同等でなければ分かり合えない、孤独と孤独が共鳴する。コンクールのステージで演奏する事を目標に、ピアノと向き合い、己と闘ったコンテスタント達。きっとどこかで、彼らはピアノを弾き続けている。物語のその先を、生き続けている。コンテストの向こうにある、これから叶える未来へ向かって。

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