【最新】第171回芥川賞・直木賞 受賞作・候補作一覧

2024年07月17日 (水) 18:45

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第171回 芥川賞と直木賞の受賞作が7月17日(水)に決定しました。
芥川賞は朝比奈秋『サンショウウオの四十九日』、松永K三蔵『バリ山行』が、直木賞は一穂ミチ『ツミデミック』が受賞となりました。


第171回 芥川賞 受賞作

サンショウウオの四十九日

サンショウウオの四十九日

サンショウウオの四十九日

朝比奈秋

価格(税込) : ¥1,870

発行年月: 2024年07月

同じ身体を生きる姉妹、その驚きに満ちた普通の人生を描く、芥川賞候補作。周りからは一人に見える。でも私のすぐ隣にいるのは別のわたし。不思議なことはなにもない。けれど姉妹は考える、隣のあなたは誰なのか? そして今これを考えているのは誰なのか――三島賞受賞作『植物少女』の衝撃再び。最も注目される作家が医師としての経験と驚異の想像力で人生の普遍を描く、世界が初めて出会う物語。
著者プロフィール
朝比奈秋(アサヒナ アキ)
1981年京都府生まれ。2021年、「塩の道」で第七回林芙美子文学賞を受賞。22年、同作を収録した『私の盲端』でデビュー。23年、『植物少女』で第36回三島由紀夫賞を受賞。現役の医師でもある。

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バリ山行

バリ山行

バリ山行

松永K三蔵

価格(税込) : ¥1,760

ご予約商品 - 2024年07月 発売予定

古くなった建外装修繕を専門とする新田テック建装に、内装リフォーム会社から転職して2年。会社の付き合いを極力避けてきた波多は同僚に誘われるまま六甲山登山に参加する。その後、社内登山グループは正式な登山部となり、波多も親睦を図る気楽な活動をしていたが、職人気質で変人扱いされ孤立しているベテラン社員妻鹿に、危険で難易度の高い登山「バリ山行」に連れて行ってもらうと……。
「山は遊びですよ。遊びで死んだら意味ないじゃないですか! 本物の危機は山じゃないですよ。街ですよ! 生活ですよ。妻鹿さんはそれから逃げているだけじゃないですか!」(本文より抜粋)
著者プロフィール
松永K三蔵(マツナガケーサンゾウ)
1980年茨城県生まれ。神戸市在住。関西学院大学文学部卒。2021年「カメオ」が群像新人文学賞優秀作となる。

第171回 直木賞 受賞作

ツミデミック

ツミデミック

ツミデミック

一穂ミチ

価格(税込) : ¥1,870

発行年月: 2023年11月
※入荷次第発送

大学を中退し、夜の街で客引きのバイトをしている優斗。ある日、バイト中に話しかけてきた大阪弁の女は、中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗ったがー―「違う羽の鳥」 失業中で家に籠もりがちな恭一。ある日小一の息子・隼が遊びから帰ってくると、聖徳太子の描かれた旧一万円札を持っていた。近隣の一軒家に住む老人にもらったというそれをたばこ代に使ってしまった恭一だがー―鮮烈なる”犯罪”小説全6話
著者プロフィール
一穂ミチ(イチホ ミチ)
2007年『雪よ林檎の香のごとく』でデビュー。『イエスかノーか半分か』などの人気シリーズを手がける。2021年『スモールワールズ』が大きな話題となり、同作は吉川英治文学新人賞を受賞、本屋大賞第3位。『光のとこにいてね』が直木賞候補、本屋大賞第3位。今もっとも新刊が待たれる著者の一人。

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第170回 芥川賞 候補作

転の声

転の声

尾崎世界観

価格(税込) : ¥1,650

発行年月: 2024年07月

「俺を転売して下さい」喉の不調に悩む以内右手はカリスマ”転売ヤー”に魂を売った? ミュージシャンの心裏を赤裸々に描き出す。
著者プロフィール
尾崎世界観(オザキ セカイカン)
1984年、東京都生まれ。4人組ロックバンド「クリープハイプ」のヴォーカル・ギターを担当。2012年、アルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』でメジャーデビュー。癖のある歌声と歌詞表現で、音楽シーンに存在感を示す。16年、自分の本名を冠した半自伝的初小説『祐介』で執筆活動を開始。20年、「母影」で第164回芥川賞候補となる。

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海岸通り

海岸通り

坂崎かおる

価格(税込) : ¥1,540

発行年月: 2024年07月

踊る、それがわたしたちの自由

海辺の老人ホームに集う女たちのゆるやかなつながり。
いま最も注目される新鋭の最新作。

「これってフツー?」
「わたしの中じゃね」
「クズミさんのフツー、ちょっとヘン」(本文より)

海辺の老人ホーム「雲母園」で派遣の清掃員として働くわたし、クズミ。
ウガンダから来た同僚マリアさん。
サボりぐせのある元同僚の神崎さん。
ニセモノのバス停で来ないバスを毎日待っている入所者のサトウさん。

さまざまな人物が、正しさとまちがい、本物とニセモノの境をこえて踊る、静かな物語。
著者プロフィール
坂崎かおる(サカサキ カオル)
1984年、東京都生まれ。2020年、「リモート」で第1回かぐやSFコンテスト審査員特別賞を受賞後、多くの文学賞やコンテストで受賞・入賞を果たす。

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いなくなくならなくならないで

いなくなくならなくならないで

向坂くじら

価格(税込) : ¥1,760

発行年月: 2024年07月

注文不可
死んだはずの親友からかかってきた電話。「住所ない」と話す彼女が家に住み着き――。
著者プロフィール
向坂くじら(サキサカ クジラ)
詩人、国語教室ことぱ舎代表。Gt.クマガイユウヤとのユニット「Anti-Trench」で朗読を担当。第一詩集『とても小さな理解のための』(しろねこ社)。一九九四年生まれ、埼玉県在住。

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第170回 直木賞 候補作

地雷グリコ

地雷グリコ

青崎有吾

価格(税込) : ¥1,925

発行年月: 2023年11月

射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。
平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5篇。
著者プロフィール
青崎有吾(アオサキ ユウゴ)
1991年神奈川県生まれ。明治大学卒。在学中の2012年『体育館の殺人』で第22回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。24年に『地雷グリコ』で、第24回本格ミステリ大賞(小説部門)、第77回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)、第37回山本周五郎賞をトリプル受賞。著作は他に、〈裏染天馬〉シリーズの『水族館の殺人』『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』『図書館の殺人』、〈アンデッドガール・マーダーファルス〉シリーズ、〈ノッキンオン・ロックドドア〉シリーズ、『早朝始発の殺風景』『11文字の檻 青崎有吾短編集成』がある。

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令和元年の人生ゲーム

令和元年の人生ゲーム

麻布競馬場

価格(税込) : ¥1,650

発行年月: 2024年02月

注文不可
「まだ人生に、本気になってるんですか?」
この新人、平成の落ちこぼれか、令和の革命家か――。


「クビにならない最低限の仕事をして、毎日定時で上がって、そうですね、皇居ランでもしたいと思ってます」

慶應の意識高いビジコンサークルで、
働き方改革中のキラキラメガベンチャーで、
「正義」に満ちたZ世代シェアハウスで、
クラフトビールが売りのコミュニティ型銭湯で……

”意識の高い”若者たちのなかにいて、ひとり「何もしない」沼田くん。
彼はなぜ、22歳にして窓際族を決め込んでいるのか?
著者プロフィール
麻布競馬場(アザブケイバジョウ)
1991年生まれ。慶應義塾大学卒。2021年からTwitterに投稿していた小説が「タワマン文学」として話題になる。2022年、ショートストーリー集『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』でデビュー。

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われは熊楠

われは熊楠

岩井圭也

価格(税込) : ¥2,200

発行年月: 2024年05月

「知る」ことこそが「生きる」こと

研究対象は動植物、昆虫、キノコ、藻、粘菌から星座、男色、夢に至る、この世界の全て。
博物学者か、生物学者か、民俗学者か、はたまた……。 


慶応3年、南方熊楠は和歌山に生まれた。
人並外れた好奇心で少年は山野を駆け巡り、動植物や昆虫を採集。百科事典を抜き書きしては、その内容を諳んじる。洋の東西を問わずあらゆる学問に手を伸ばし、広大無辺の自然と万巻の書物を教師とした。
希みは学問で身をたてること、そしてこの世の全てを知り尽くすこと。しかし、商人の父にその想いはなかなか届かない。父の反対をおしきってアメリカ、イギリスなど、海を渡り学問を続けるも、在野を貫く熊楠の研究はなかなか陽の目を見ることがないのだった。
世に認められぬ苦悩と困窮、家族との軋轢、学者としての栄光と最愛の息子との別離……。
野放図な好奇心で森羅万象を収集、記録することに生涯を賭した「知の巨人」の型破りな生き様が鮮やかに甦る!
著者プロフィール
岩井圭也(イワイ ケイヤ)
1987年生まれ。大阪府出身。北海道大学大学院農学院修了。2018年『永遠についての証明』で野性時代フロンティア文学賞を受賞し、デビュー。

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あいにくあんたのためじゃない

あいにくあんたのためじゃない

柚木麻子

価格(税込) : ¥1,760

発行年月: 2024年03月

注文不可
老若男女に贈る、強炭酸エナドリ・最高最強エンパワーメント小説集! 過去のブログ記事が炎上中のラーメン評論家、夢を語るだけで行動には移せないフリーター、もどり悪阻とコロナ禍で孤独に苦しむ妊婦、番組の降板がささやかれている落ち目の元アイドル……いまは手詰まりに思えても、自分を取り戻した先につながる道はきっとある。この世を生き抜く勇気がむくむくと湧いてくる、全6篇。
著者プロフィール
柚木麻子(ユズキ アサコ)
1981年生まれ。大学を卒業後、お菓子をつくる会社で働きながら、小説を書きはじめる。2008年に「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞してデビュー。以後、女性同士の友情や関係性をテーマにした作品を書きつづける。2015年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞受賞。同作は、高校生が選ぶ高校生直木賞も受賞した。

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第170回、169回 受賞作品

歴代の芥川賞・直木賞

歴代の芥川賞・直木賞

第150回〜170回までの芥川賞・直木賞作品をまとめました。

HMV&BOOKS online-文芸|2023年07月19日 (水) 18:00

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