鳥取力 新型コロナに挑む小さな県の奮闘 中公新書ラクレ

平井伸治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784121507242
ISBN 10 : 412150724X
フォーマット
出版社
発行年月
2021年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
253p;18

内容詳細

鳥取県は、日本で最も小さな県である。中国地方の片田舎としか認識されず企業誘致を提案しても苦笑いされた。しかし大震災と新型コロナ感染拡大により時代の空気と価値観が変わった。鳥取を魅力的な場所と思ってもらえるようになったのだ。新型コロナ感染症対策では、ドライブスルーのPCR検査を導入し独自の施策展開。クラスター対策条例なども施行し、感染者が一番少ない県となった。本書では、小さな県の大きな闘いを徹底紹介する。

目次 : 第1章 新型コロナと闘え(危機感からの新型コロナ対策/ 医療関係者と心ひとつに感染症病床も確保 ほか)/ 第2章 「ないけど、ある」鳥取の戦略(「ないけど」の「その後」/ 星取県 ほか)/ 第3章 現場の声に耳を傾ける(鳥取県中部地震/ すべての被災住宅を支援し店舗なども助成 ほか)/ 第4章 コロナ禍からパラダイムシフトへ(パラダイムシフトの足音/ 大切な「人財」を育む ほか)/ 第5章 新型コロナを越えていけ(新型コロナと闘うため国と地方のパートナーシップを/ 新型コロナ分科会で現場の声を ほか)

【著者紹介】
平井伸治 : 1961年、東京神田生まれ。開成中学・高校を経て、84年、東京大学法学部卒業。自治省(現総務省)に入省。兵庫県や福井県で地方自治に携わり、海外でもカリフォルニア大学バークレー校政府制度研究所客員研究員、自治体国際化協会ニューヨーク事務所長を歴任。鳥取県庁へ出向し、総務部長を経て2001年には全国最年少(当時)で副知事となった経験から、地元の声を受けて、2007年、鳥取県知事選挙に出条し初当選。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会に地方自治体から唯一参加し、現場の声を届けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はる坊 さん

    現職鳥取県知事による、コロナ禍における鳥取県の具体的な取り組みをまとめた本。 常に県民のためにを第一として、迅速な行動をし続けて、結果を出しているのはスゴイと思う。 前例に囚われず、全国で一番最初にを仕掛け続ける姿勢は、多くの自治体の長も参考にしてほしいと思う。 鳥取県民が羨ましい。

  • やま さん

    知事が自身の政策について語っているため客観性に少々不安はあるが、小規模自治体の強みを活かして迅速かつ積極的にコロナ対策を打ち出していることがわかった。

  • 293 さん

     名君と呼ばれる為政者は例外なく、根回しが上手い。根回しの基本は相手との密なコミュニケーションだ。どれだけ先進的な策や有効な策を講じても、周囲が納得できなければ、うまくいかない。平井知事がコロナ対策で成果を出すことができたのは、小さい県だからではなく、この密なコミュニケーションを徹底してやり抜いたから。逆に都民がしっかりと協力していたにもかかわらず、都知事が終始後手に回ってしまったのは結局ここを疎かにしてしまったからなんだろうと感じた。  

  • AKN さん

    2020年から、公共交通機関を利用して県内の高校に通う生徒の通学費用を市町村が協力して支援する制度をスタート。月額7000円を超える額を支給するもので、その半額は県が負担することとし、7000円以下も補助する市町村には4分の1を県が支援する。

  • motoryou さん

    「大事なのは、常に現場を見て、発想の転換をして、未だ姿がおぼつかない未来を構想することだ。そして、今目の前にある課題に果敢に挑むことだ。」 今までの多くの「価値観」からすると、不利だったり都合の悪いことも、捉えようとやり方、結び付け方を変えれば一転強みにもなる。新型コロナ対策で奮闘している当県。「小さな県だから、人口が少ないから」ってことではないようだ。そして、それは、コロナ対策に限ったことではなく、これまでの多様な課題に向き合ってきた当県のスタンスを「コロナ対策に置き換えたら…」ってことに他ならない。

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平井伸治

1961年、東京神田生まれ。開成中学・高校を経て、84年、東京大学法学部卒業。自治省(現総務省)に入省。兵庫県や福井県で地方自治に携わり、海外でもカリフォルニア大学バークレー校政府制度研究所客員研究員、自治体国際化協会ニューヨーク事務所長を歴任。鳥取県庁へ出向し、総務部長を経て2001年には全国最年

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