基本情報
内容詳細
本書は、大学に進み、初めて講義『経済史』等で、近世から現在に至る国際経済社会の発展プロセスを学ぶ学生諸君のための入門テクスト、参考文献として編まれています。網羅的「通史」作成を初めから図らず、むしろ経済社会の成長プロセス上の、また経済史研究上のトピックスの幾つかを採り挙げました。
目次 : 序章 現実への接近法としての「経済史」研究―その学びの意味/ 第1章 近世アジアにおける国際商業ネットワークの展開―グローバル・ヒストリーにおける近世アジアの意義/ 第2章 「近代消費社会」の原像―18世紀英国からの視点/ 第3章 経済史における国家―経済発展との関連を中心に/ 第4章 近代経済社会システムの登場:その「新しさ」と「旧さ」を巡って―19世紀フランスからの視点/ 第5章 アジアから展望した近代国際通貨制度の形成/ おわりに―これからの学びの手掛かり
【著者紹介】
市川文彦 : 1960年生れ。関西学院大学経済学部助教授。早稲田大学商学部卒業、大阪大学大学院経済学研究科博士課程退学
藪下信幸 : 1968年生れ。近畿大学経営学部助教授。大阪大学経済学部卒業、大阪大学大学院経済学研究科博士課程退学
岡部芳彦 : 1973年生れ。夙川学院短期大学家政学科非常勤講師。関西学院大学経済学部卒業、大阪大学大学院経済学研究科博士課程在学中
〓澤歩 : 1966年生れ。大阪大学大学院経済学研究科助教授。大阪大学経済学部卒業、大阪大学大学院経済学研究科博士課程退学
西村雄志 : 1972年生れ。松山大学経済学部専任講師。大阪府立大学経済学部卒業、大阪大学大学院経済学研究科博士課程修了
日野真紀子 : 1977年生まれ。大阪大学大学院経済学研究科博士課程在学中。立教大学経済学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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