オウム真理教事件 2 カルトと社会

島田裕巳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784798701271
ISBN 10 : 4798701270
フォーマット
出版社
発行年月
2012年08月
日本
追加情報
:
264p 21cm(A5)

内容詳細

一度暴走を始めた日本の組織は、なぜ止めることができないのか。オウムを解明し理解することは、日本の組織社会の病理を明るみに出すことだ。ついに事件の全容を解明し、現代世界の中に位置づける。オウム論のみならず現代日本論としても読み継がれる名著。オウム理解の必読書として常に参照されてきた不朽の名著。

目次 : 実践されたチベット密教/ 信者がオウムに求めたもの/ 村上春樹のオウム事件/ バッシングと宗教学の方法/ オウム問題の現在/ 私たちが学ぶべきこと

【著者紹介】
島田裕巳 : 1953年、東京生まれ。作家、宗教学者。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術センター特任研究員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • もくもく さん

    改めて「カルトとは何か?」という問いかけが残ります。 これまで漠然と「狂信者たちの犯罪」と理解していたオウム事件ですが、オウム真理教がカルト宗教であるならば、現在テロを繰り返す「イスラム教もカルトなのか?」と考え、そしてまた宗教以外にも思いを巡らせれば、テロや殺戮の狂気を示した、いろいろな「思想」や「主義」もまた、「カルト」なのでしょうか…。 人は集団になって社会と対峙することで、その凶暴性を露わにするような、悲しい動物なのかもしれません…。

  • サメ社会学者Ricky さん

    島田先生のオウムに関する本のパート2。本人がバッシングを受けた当時の話や、社会においてオウムやその負の遺産にどう対処すべきかなどら興味深い内容が含まれていた。

  • 預かりマウス さん

    2012年の出版だが、2001年の著作を二分冊にして再版したものである。第八章は「村上春樹とオウム事件」とあり、ノンフィクションとして地下鉄サリン事件を扱った村上春樹の著作を中心に書かれている。私は彼の著作を読んだことはないが、何故小説家である彼がオウム事件を扱うノンフィクションを記したのかは疑問に思っていた。島田によれば、村上の小説作品にはオウム信者の問題意識と共通するモチーフが、オウム事件前のものから既に多くあり、それが村上がオウムに強い関心を抱いた原因であろうとしている。

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