社会学はどこから来てどこへ行くのか

岸政彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784641174412
ISBN 10 : 4641174415
フォーマット
出版社
発行年月
2018年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
368p;19

内容詳細

事実とは何か。理解とは何か。―社会とは何か。理論と方法の根源に遡行し、「社会問題」の現場へと向かう。社会学界を牽引する4人のトップランナーによる、白熱の徹底討論!

目次 : 第1章 社会学はどこから来てどこへ行くのか/ 第2章 社会学は何に悩み、何を伝えたいのか/ 第3章 社会学は何をすべきで、何ができるのか/ 第4章 質的調査と量的調査は対話可能か/ 第5章 フェイクニュースに騙されないための“社会調査”のすすめ/ 第6章 社会学の仕事の実際/ 第7章 データの正しさと“相場感”/ 第8章 再び、社会学はどこから来てどこへ行くのか

【著者紹介】
岸政彦 : 立命館大学大学院先端総合学術研究科教授

北田暁大 : 東京大学大学院情報学環教授

筒井淳也 : 立命館大学産業社会学部教授

稲葉振一郎 : 明治学院大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おおた さん

    人に話を聞いてまとめていく質的調査と、計量して分析する量的調査の2種類があることも知らなかったし、それぞれの調査が抱える難しさを中堅と言うよりはもう第一人者として活躍している方々から聞ける。専門用語は難しいけど、真摯に研究を続けた上で練られた言葉には傾聴の価値あり。量的調査と統計のちがいや、調査から導かれたものがどんな力を持ち社会に影響していくのかなど、分からないながらもわくわくする。社会学にはうさんくさい先入観を持っていたので、それが払拭されそう。

  • かんがく さん

    出てくる専門用語は半分ぐらいわからない、でも滅茶苦茶面白い。質的調査、量的調査、学説史というそれぞれの分野の代表者による対談から、社会学というとらえどころのない学問の輪郭が見えてきた。人間の同質性を前提とする経済学や心理学と異なり、人間の異質性を重視し、社会を集団ごとに分類する学問。当事者研究、比較、偏見、研究、統計などどのテーマも刺激的だった。他社理解というものが根本にある。社会学の本をたくさん読みたくなった。

  • shin_ash さん

    難解だが、色々考えさせられる良書である。私は社会学は門外漢なので、用語も人物も全く分からない。一方、私は製造業の本社部門(研究開発部門)から事業部に対して「データ分析」を切り口に問題解決を支援している。そういう意味では「お前に現場の何がわかるのか」と突きつけられる日常なので、分からないなりに感じるものがあった。立場としては"計量"に近いところではあるが、実務の多くでは問題の発見でコケているケースが多いため、"質的"の重要性を再認識している。また理解することと解決することの視点の違いも気付かされた様に思う。

  • kenitirokikuti さん

    正統な共産主義者は社会学をブルジョワとして否定してきた。なので、(日本の)社会学業界には共産党の影響がすごく少ないそうな(新左翼はいる)▲家族社会学者が「サザエさん」を引用しても学生が分からない、と。ちびまる子ちゃんでも厳しいし、ワンピースでも20年。まんがの話をすりゃいいってもんじゃない▲社会学の場合、大学1、2年に社会学原論を入門として講義するというパターンは減ってるそうな。「社会調査士」という枠組みに寄っている▲20世紀アメリカ社会学はグローバル化したが、いま社会学自体はしぼんでいる。日本では多い。

  • akihiko810/アカウント移行中 さん

    岸政彦の社会学者対談。印象度B−  ポップな表紙とは裏腹に、学術的で難解で、社会学の素養のない私にはちんぷんかんぷんであった(汗) 社会学云々の話でなく、社会学「教員」が学生に教えるときの裏話(女生徒の扱い方、専門の話をどこまで教えるか)を吐露しているところは読んで理解できたので面白かったけども

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