イノベーションを生む“改善” 自動車工場の改善活動と全社の組織設計

岩尾俊兵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784641165571
ISBN 10 : 4641165572
フォーマット
出版社
発行年月
2019年12月
日本
追加情報
:
284p;22

内容詳細

カイゼンは連鎖する。QCDF(品質、コスト、納期、フレキシビリティ)向上を目指す現場の取り組みは、競争力の源泉か、はたまた変革の阻害要因か。ステレオタイプで捉えられやすい活動の多様な実態を明らかにし、大規模イノベーションにつながる可能性と、そのための組織を探究する。

目次 : 第1章 改めて改善活動の意義を問い直す―イノベーションと組織の視点/ 第2章 巨人たちは何を発見し何を見過ごしたか―本書の位置づけと理論的考察/ 第3章 問題解決の連鎖としての改善活動―トヨタ自動車の事例/ 第4章 改善活動の3類型という発見―日本の自動車4社の完成車工場比較/ 第5章 改善活動をめぐる技術戦略と組織設計―シミュレーションによる検証/ 第6章 分権的改善活動の定着には何が必要か―IMVP調査と事例研究/ 第7章 ライン内スタッフ組織の成立条件―関係者の回想/ 第8章 イノベーションを生む改善―全社組織設計という隠された論理

【著者紹介】
岩尾俊兵 : 明治学院大学経済学部専任講師、東京大学博士(経営学)。平成元年、佐賀県生まれ。平成25年、慶應義塾大学商学部卒業。平成27年、東京大学大学院経済学研究科経営専攻修士課程修了。平成30年、東京大学大学院経済学研究科マネジメント専攻博士課程修了。同年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • HOHHOO さん

    改善とイノベーションの関係について。話題になっていたので読んでみた 改善活動はイノベーションなのか、という点が出発点 小さな改善活動であっても、組織の取り上げ方次第によっては大きなイノベーションとなりうる 緻密な文献研究、定性定量リサーチ、さらにはシュミレーションなど多角的に検証を行なっている。これが経営学の最先端か…感銘

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岩尾俊兵

慶應義塾大学商学部准教授、THE WHY HOW DO COMPANY株式会社(東京証券取引所スタンダード市場:3823)代表取締役社長。平成元年佐賀県有田町生まれ、慶應義塾大学商学部卒業、東京大学大学院経済学研究科マネジメント専攻博士課程修了、博士(経営学)。第73回義塾賞、第36回組織学会高宮賞

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