CD

もう直き春になるだらう〜交響作品集 田中良和&オーケストラ・ニッポニカ、山田英津子

山田一雄(1912-1991)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OVCL00459
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

山田一雄 生誕100年周年記念
知られざる作曲家:山田和男の世界


2011年没後20周年、2012年生誕100周年を迎える日本の伝説的指揮者、山田一雄。あまり知られてはいませんが、山田一雄は管弦楽曲を始め、室内楽、ピアノ作品など多くの独創的な作品を残してきました。情熱的で輝かしい音楽の原点は、この作曲活動の中から生まれたものであり、このアルバムが、山田一雄を語る上において極めて重要な役割を担うことでしょう。
 指揮者山田一雄のマーラー演奏は有名ですが、若い頃マーラーの数少ない弟子のプリングスハイムに作曲を師事し、マーラーの交響曲を習い、「先生から直接習う、マーラーの交響曲にみられるような豊かな音たちが自由奔放に飛び交う音楽は、わたしの気質とピッタリと一致するものがあった。」とのちに語っています。以後の指揮者としての音楽は、すでにこれらの作品の中に含まれており、マーラーを思わす楽想が現れます。また、戦時中の作品も収録。肉親を戦争でなくした山田一雄の葛藤や苦悩だけでは表せない表現が込められた『おほむたから』など日本音楽史において重要な楽曲です。名テナー歌手エルンスト・ヘフリガーも歌った『もう直き春になるだらう』など重要作品を網羅しております。音楽家山田一雄の原点がこれらの作品集であり、彼の音楽への情熱や愛情が詰まっています。
 また、本アルバムにて指揮をする田中良和は山田一雄の弟子。見事なソプラノを聴かせる山田英津子は山田一雄の娘です。このメモリアル・イヤーならではのアルバムの登場です。(EXTON)

【収録情報】
山田和男(一雄):
・大管弦楽のための小交響詩『若者のうたへる歌』
・交響組曲『呪縛』
・もう直き春になるだらう
・日本の歌
・おほむたから
・大管弦楽のための交響的『木曾』

 山田英津子(ソプラノ)
 オーケストラ・ニッポニカ
 田中良和(指揮)

 録音時期:2011年10月30日
 録音場所:東京、紀尾井ホール
 録音方式:DSDレコーディング(ライヴ)

内容詳細

指揮界の名伯楽として名を馳せた山田一雄は作曲家でもあった。その作品を耳にすることのできる貴重な録音である。青年の気概を示す「若者のうたへる歌」や「交響的木曾」などなかなかな伎倆だ。城左門の詩に付曲した「もう直き春になるだらう」がわけても白眉である。(彦)(CDジャーナル データベースより)

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ちょっと生真面目だが非常に手堅い演奏で、...

投稿日:2012/09/16 (日)

ちょっと生真面目だが非常に手堅い演奏で、曲の真価を明らかにしてくれる演奏である。冊子で指揮者の写真を拝見したところ、まさに演奏から受けるイメージとぴったり同じで、納得しました。珍しい曲でもスコアをしっかり再現する手腕に長けていると思います。曲は後期ロマン派風で、若書きなのでコンサートで演奏されるにはまだ不十分なところもあると思いますが、なかなか興味深いです。ソロも録音も素晴らしいです。貴重な1枚と申せましょう。

フルシチョフ さん | 東京都 | 不明

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