「言葉」が暴走する時代の処世術 集英社新書

山極寿一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087211016
ISBN 10 : 4087211010
フォーマット
出版社
発行年月
2019年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
太田光 ,  
追加情報
:
181p;18

内容詳細

「今、引きこもってるヤツに言いたいね。お前今、哲学者並みにいい経験してるよって」――太田 光
「相手を理解したいなら、食事に誘うこと。同じ動作をしながら会話するのがいいんです」――山極寿一

いつでも、どこでも、誰とでもつながれる時代。
しかし、かえって意思疎通がうまくいかないと感じることはないだろうか。
「分かってもらえない」といった日常の出来事から、SNSでの炎上、引きこもりなど、コミュニケーションが断絶されるケースが増えている。
この問題に、爆笑問題の太田光と霊長類学者の山極寿一が挑む。
ときに同意し、ときに相反しながらたどり着いた答えとは――? 
私たちは誤解している。
大切なのは、「分かってもらえない」ではなく、「分かろうとすること」、「そっと寄り添うこと」なのだ。
コミュニケーションに悩むすべての人に贈る処方箋!

【目次と主な内容】
はじめに――太田光
序 章 「新しい」人間の登場─ディストピアへ続く道
●「引きこもり」は「問題」なのか?●もうセックスする必要はない?●ディストピアの原因は「言葉」にある
第一章 「言葉」が暴走する世界への対処法
●あえてスマホは持たない●対面だからこそ伝わる●AIに似てきた子どもたち
第二章 今、失われつつあるもの
●言葉にも身体性が必要●想像力が人を進化させた●「型」を失い始めた日本
第三章 ケンカの目的は和解にある
●対話と討論の決定的な違い●本来、戦いの目的は勝ち負けではない●人を攻撃する武器になった言葉
第四章 「言葉」だけに頼ってはいけない
●親しくなりたいなら一緒にメシを食おう!●主体性を「言葉」で測るのは間違い●プレゼン上手の東大生と下手な京大生
第五章 「伝える」のではなく、「寄り添う」ことを
●プレゼン上手はコミュ力が高いのか?●コミュ力は、表現力より周囲の理解●プライドをちょっと低くする
あとがき――山極寿一


【著者紹介】
太田光 : 1965年埼玉県生まれ。漫才師、作詞家、文筆家、映画監督。1988年に田中裕二と漫才コンビ「爆笑問題」を結成。中沢新一との共著『憲法九条を世界遺産に』(集英社新書)がベストセラーに

山極寿一 : 1952年東京都生まれ。霊長類学・人類学者。京都大学総長。京都大学大学院理学研究科博士後期課程単位取得退学。理学博士。日本学術会議会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しゃが さん

    霊長類学者山極さんと爆笑問題太田さんの対談集。意思疎通ができない・SNSの困難性、引きこもりもあったが、興味深かったのは言葉にも身体性が必要であり、コミュニケーションの分かり合う要素のなる。今は伝統的な「型」を失った、以前には型の中に共感の感情があったし、共有の通念があったのだと。山極さんの言葉が「大切なのは共感と関心なんですよね。共感が橋渡しして関心が相手に向かう気持ちを作るから、お互いに通じ合える。これこそが言語が本来持っている、単に意味を伝えること以上のもっともっと大切な意義だと思いますね。」

  • しゅん さん

    霊長類研究の世界的権威である京大の山極教授と第一線で活躍するお笑い芸人の爆笑問題・太田さんの「言葉」に纏わる対談。山極さんが話すゴリラの話が好きで購入したがゴリラとのエピソードはほんの一部でメインはコミュニケーションの難しさや現代人が直面している問題についてその道を極めた2人が挑み、答えを導き出していく。実際話すのが苦手であっても「コミュ障」と決めつけるのでは無く自分も喋るのは苦手だが人との繋がりは大切にしたいとこの本読んで改めて考えさせられた。

  • koheinet608 さん

    一人は、文化人類学者、もう一人は、一流お笑い芸人、お二人とも、コミュニケーションを仕事にしているだけあって、と言うと誰もがコミュニケーションを仕事にしているので、難しいんですが、学術、教育世界に置いて傑出した業績を残し、もう一方は、観客のウケというシビアな世界で突出した人気を勝ち取っている人たちです。 ただ、あまり、お二人の問題意識が、うまくコラボしていない印象を持ちました。お二人とも話し手で、うまい聞き手じゃないという印象を持ちました。まぁ、うまい聞き手は、もう絶滅危惧種なので仕方ないですが。

  • Odd-i さん

    「処世術」って、如何にもB級ビジネス書に有りそうなタイトルに躊躇致しましたが、「スマホを持っていない」「あえて持たないようにしている」と言うお二方に惹かれ拝読。前半はハルキ氏や向田氏、そしてゴリラに纏る話など、それなりに、と言ったところですが、最終5章になると漸く両者とも打ち解けたか、俄然魅力的な対話となってきます。京大「おもろチャレンジ」、「志ん生は、声ケチる」とかいった話に、ピカソ、三島、ヴォネガット、スタインベック等も登場。太田氏は勿論、やはり山極先生の言動すご〜く気になりました。哲学者だったのね。

  • coldsurgeon さん

    言葉というのは時空を超える。っ自分が実際に体験していないコトやモノを、言葉が疑似的に体験させてくれる。しかし、主体性を言葉という尺度で計ることは間違いであり、言葉だけでは、伝わらない。言葉が内在する暴力性に意識を向けるとともに、言葉を受け止める受信者としての自分を、磨いた方がいいのだろう。

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