マッキンゼープライシング 体系的・科学的「価格創造」で価値を利益に転換する

山梨広一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478502389
ISBN 10 : 4478502382
フォーマット
発行年月
2005年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
菅原章 ,  
追加情報
:
20cm,212p

内容詳細

マッキンゼー・アンド・カンパニーのマーケティングのエキスパートたちが、コンサルティング活動の経験と自主的な研究の成果に基づいて、「プライシング」の基本的な考え方や具体的な手法を示した論文をまとめた本。

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読書メーターレビュー

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  • 手押し戦車 さん

    顧客が購買時に重視する商品属性を理解して優先順位を知る。社内での購買決定基準は勝手な思い込みに頼ると致命的な結果になる。リスクと市場機会を把握し比較する事で上質か手軽さを選び商品のポジショニングを変えて旧来の顧客を失うか新規顧客とのトレードオフを比べ変更する商品を選択する。価格で勝負する相手に対し次々と優れた便益を打ち出し上質にする事で従来の価格を維持し競争範囲の外に出て隠れた需要やサービスを得れる。価格を制すると市場や経営資源が有利になり競争力が強くなる。上質か手軽さの選択が商品を左右して行く

  • ぴ さん

    マッキンゼーのプライシングに関しての論文をまとめた書籍。プライシングを考察する上でのモノの見方については参考になるものの、どう使えばいいかは業態やビジネスによって使えるところ、使えないところに大きく分かれるものだと思いました。そのため、まずプライシングを取り巻く前提の見方を理解する位置づけとして一読するのがよいと思います。

  • Shu Ume さん

    Customer value = acknowledged benefit - acknowledged priceとなる線がvalue equivalent line(vel). 市場のvelを把握する上でキーとなるのは何が顧客のbenefit driverなのかを正しく捉えること。また、acknowledged priceの把握には基準価格から末端価格までのあらゆる値引き要因を可視化するpocket margin analysisが有効

  • アクサン さん

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  • Ryo さん

    価格破壊、安売りが美徳の風潮の機先を制す?マッキンゼーのプライシング論文集。 価格が1%改善で営業利益8%上昇、一方価格を1%引き下げた場合は営業利益は8%低下する。価格は重要なのだ。 バリューマップ、ダイナミックバリューマネジメント、ポケットプライスウォーターフォールによる実態の把握、ポケットプライスバンド、ポケットマージン、チャネルマネジメント、メニュープライシングなど、知っていないと対応できない事が多い。 サプライチェーンの影響など考慮すべきことも多い。 トップのコミットメントや実行力も必須である。

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人物・団体紹介

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山梨広一

1954年東京生まれ。東京大学経済学部卒業、スタンフォード大学経営学修士。富士写真フイルム勤務、マッキンゼー&カンパニー・シニアパートナー、イオン株式会社専務、LIXILグループ社長などを経て、現在イオンなど数社の顧問、東京大学EMP(エグゼクティブ・マネジメント・プログラム)のエグゼクティブ・ディ

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