エシカルフード 角川新書

山本謙治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784040822600
ISBN 10 : 4040822609
フォーマット
出版社
発行年月
2022年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;18

内容詳細

倫理的な(エシカル)消費とは、「環境」「人」「動物」に対して生じた倫理的な問題に対し、消費を通じて解決しようとするアプローチのことである。農産物の流通改善に取り組み、日本の食文化のために情報発信を続けてきた著者による、食のエシカル消費入門書。未来のための指針を提示する!

目次 : 第1部 食のエシカルってなんですか(エシカルってなんだろう?/ じつは深い、オリンピックとエシカルの関係/ エシカル消費ってどんなもの?/ エシカルを探しにイギリスへ行ってきた)/ 第2部 日本の食はエシカルを目指す(サステナビリティ/ “アニマルウェルフェア”をどう考えるか/ 知っているようで知らないフェアトレード/ 人権・労働問題―人に優しい、は一番のエシカル/ 代替肉は本当にエシカルか/ 食品ロス/ 東京オリパラはエシカルに運営されたか/ 牛肉の環境負荷は巷で叫ばれるほどに高いのか/ エシカルな牛肉は存在しうるのか/ 日本にもオーガニックは拡がるか)

【著者紹介】
山本謙治 : 1971年、愛媛県生まれ埼玉県育ち。学生時代にキャンパス内に畑を開墾し野菜を生産。大学院修士課程修了後、大手シンクタンクに就職し、畜産関連の調査・コンサルティングに従事。その後、花卉・青果物流通業を経て2004年に(株)グッドテーブルズ設立。農業・畜産分野での商品開発やマーケティングに従事する。その傍ら日本全国の「佳い食」を取材し、地域の郷土料理や特産物を一般に伝える活動をしている。北海道大学大学院農学院博士後期課程修了。博士(農学)。Webサイト「エシカルはおいしい!!」や、ブログ「やまけんの出張食い倒れ日記」を運営。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あるぱか さん

    エシカルを食品から解説したお話。認証マークや機関など、専門用語も多く登場しますが、全体的には読みやすく平易な文書でした。知らないことがたくさん書かれていて、非常に興味深かったです。一般的には食品ロスぐらいしか取り上げられることは少ないですが、これは作ったり、購入することからの視点があり勉強になりました。これからも自分にできることを積み重ねていきたいなぁと思います。

  • sk さん

    倫理的消費とはなにか。日本の後進性。

  • 一輪 さん

    最近「エシカル」という言葉を知り、気になって読んでみた SDGsの観点からも拡大と実現が望ましい しかし、日本では課題が山積 国の成長に対する弊害なのだろう まだまだ身近に感じることは少ないかもしれないが、普段から意識することが重要だろう スーパー等で単に値段が高いというだけでなく、単価が高いことに納得できるかというところまでよく確認するようにしてみたい 消費者の立場からエシカルを実践し、拡大に貢献することが必要な段階だ

  • のん@絵本童話専門 さん

    買い物は投票だと言いますが、ことエシカルフードでは特にそう!イギリスを例にとり、常にエシカル!な層よりも時々エシカルな層が増えるだけで大きなムーブメントになる、という箇所には驚き、新しい物の見方が得られた気持ち!時々エシカル層が増えればいいんだ。インフルエンサーのSNSで広まるような宣伝広告法がエシカルフードにも合うと思う。もっと消費者と生産者が強く声をあげてムーブメントを起こすべきであると感じたし、持続可能な漁業海産物・倫理的な畜産物を選びたくとも区別がつかないので、日本にも認証マークが欲しい!

  • なかちゃん さん

    SDGs達成への流れをフードに落とし込んだ7つのトピックでエシカルフードを詳しく説明。欧州・日本のギャップも含めわかりやすい。「食」への意識が高く、食べ物美味しい自認の日本、エシカルフード領域において遅れ気味。2020年東京オリンピックの際、選手村&関連施設のフードビジョンが問われていたとは。農産物の認証がそもそも欧米に比べて進んでいないという残念な驚き。世界の競争力ない?アキタフーズ賄賂事件…各指数達成するには価格・カロリー・品数も合わせ現状維持は難しいというのが現実かと思う。特に動物性タンパク質領域。

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