「キャバクラ」の経済学 なぜ、男たちは「彼女」に財布を開くのか? 文庫ぎんが堂

山本信幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781671406
ISBN 10 : 4781671403
フォーマット
発行年月
2015年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
235p;15

内容詳細

伝説のベストセラーが待望の文庫化!

稼ぐことは、口説くことに似ている。
ココロとお金の不思議な関係とは。

「お客のココロを捉えて離さない」疑似恋愛マーケティングの「儲けのカラクリ」をビジネス理論で分析!

本書はキャバクラという業態の成り立ち、経営手法やシステム、キャバクラ嬢たちのお客のつかみ方、お金の稼ぎ方を分析した内容で構成している。キャバクラの商品はキャバクラ嬢だが、お客が手に入れることができるのは、キャバクラ嬢と過ごす時間という無形の、泡沫(うたかた)のようなもの。店を一歩出れば夜空の彼方に消えてしまう。それなのに客はなぜ財布を開くのか。きっとそこには、すべての商売に通じる根本原理があると考えた。それが何なのかについては、本書を読み進めるうちにわかっていただけるだろう。(「はじめに」より)

【目次】
第一章 恋愛が景気を後押しする−「消費する心」の分析
第二章 キャバクラって何をするところ?−二一世紀業態の分析
第三章 キャバクラが儲かる仕組み−ビジネスシステムの分析
第四章 今夜も貴女(あなた)の客(カモ)になる−顧客を維持する心理マーケティングの分析
第五章 ぜったい指名して!−疑似恋愛的営業戦略の分析
第六章 グローバル・スタンダードな私たち−女の子の金銭感覚と就労意識の分析


【著者紹介】
山本信幸 : 法政大学経営学部を経て、自動車会社のハウスエージェンシー等で雑誌を制作。その後、独立して経済誌、マネー誌、一般誌で経済、経営、金融、ITなどをテーマとした記事を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 黒猫 さん

    キャバクラ。会話という形のないモノを売る空間。私から見れば異次元世界です。親から与えられた美貌と身につけた会話力で勝負する完全なる実力主義社会。私の周りにも働いている人がいます。話してみると至って普通。でも、周囲からは冷ややかな目で見られることも多数。「ちゃんとしたところで働かないとダメだ」と説教されることも多いみたいです。そんな説教オジサン相手に笑顔で対応して、相手に気持ち良くお酒を飲んでもらえるように頑張っている。ストレス社会と言われて久しい今日ですが、彼女らの社会的貢献を無視できないと感じます。

  • kenitirokikuti さん

    オリジナルは1999年刊行で、2007年と2015年に改訂版が出ている。本書は2015年5月の改正風営法後のもの。また、2016年の収入からマイナンバーを使った確定申告を行う▲キャバクラ前史。明治44年「カフェー・プランタン」。日本型のバーやパブ(英国では女の接客はない)。戦後、生バンドつきグランドキャバレー(力道山が刺殺された「ニューラテンクォーター」など)。1964銀座ハリウッド。ピンクキャバレーのハワイやロンドン。1973オイルショックの電力使用制限で夜産業打撃。コメント欄につづく

  • ゆう さん

    キャバクラ視点で世の中のお金の動きやマーケティング、心理学などを解説している。途中からキャバクラ好きの話になっている気もしたが、軽い本なので時間をかけずにさーっと読める。

  • Hisao Chugun さん

    形がないものをどう売っていくか。マーケティングの視点で解説しています、前半は。 参考になることも多々あります。AIDMモデルでキャバクラビジネスを解説しているところは、なるほどと思いました。 後半は、ある種の社会学ですね。それはそれで面白かったです。

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