こども六法の使い方

山崎聡一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784335552052
ISBN 10 : 433555205X
フォーマット
出版社
発行年月
2021年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;19

内容詳細

いじめと法律。「いじめは犯罪だからダメ!」と言いたくなる大人に子どもと一緒に考えてほしいこと。

目次 : 第1章 いじめ問題に法教育が「使える」理由/ 第2章 なぜ道徳だけでは不十分なのか/ 第3章 なぜ粒あん派はこしあん派を尊重すべきなのか/ 第4章 義務を果たさない者に権利はないのか/ 第5章 法律は自由の敵なのか/ 第6章 なぜ子どもは校則を守らないのか/ 第7章 『こども六法』はいじめ問題に何ができるのか/ 第8章 なぜ人のせいにする大人に育つのか/ 第9章 被害経験者だからこそ気をつけたいこと/ 第10章 誰もが夢を叫べる世の中に

【著者紹介】
山崎聡一郎 : 1993年、東京都生まれ。教育研究者、ミュージカル俳優、写真家。合同会社Art&Arts社長。慶應義塾大学SFC研究所所員。慶應義塾大学総合政策学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。修士(社会学)。学部時代に制作した『こども六法』を2019年に弘文堂より刊行。本書の取り組みが評価され、第54回新風賞受賞、第12回若者力大賞ユースリーダー賞受賞。日本初の法教育学習塾「こども六法スクール」を運営するほか、法と教育学会正会員、日本学生法教育連合会正会員、NHK「いじめをノックアウト」番組委員などを務め、研究と実践の両面からいじめ問題に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • けんとまん1007 さん

    こども六法を初めて知った。その使い方というタイトルではあるが、そ子に至るための法教育という立ち位置が、読み進めるうちに、なるほどと納得するものが大きくなっていた。法律だけなく、広く条例や規則・ルールも含めた考え方。明文化すること、そこに至る思索の意義、見直しを続けること。何より、そういう視点を拡げること。それは、自分自身の社会での存在を考えることでもあるし、さらに、自分以外の人への接し方にも関わる。私見では、その根っこにあるのは、謙虚さではないかと思う。

  • ネギっ子gen さん

    日本初の法教育学習塾「こども六法スクール」を運営する『こども六法』著者による、大人に向けた解説書。いじめ、ネットリンチ、ブラック校則等、子どもたちを取り巻く社会問題について、ユーモアを交えながら法律特有の考え方を紹介し、『こども六法』を活用するため、目の前にいる子の理解度に合わせた答えを見つけるヒントを提示する。「法律は何のためにあるの?」「法律と道徳はどこが違うの?」といった根本的な疑問にも、丁寧に回答しています。池上彰氏や尾木直樹氏や信田さよ子など、こども六法プロジェクトの応援者によるコラムも掲載。⇒

  • スイ さん

    「人権の議論は「与える、与えない」ではなく、「ある。どうするか」がスタート地点なのです。」 『こども六法』の方を知らずにこちらから読んだ。 大人向けとのことだが、中学生くらいから読めそうだし、読んでほしい内容。 法と道徳、人権についてなど、学んで考えなければならないけれど今の社会でおざなりにされていたり、時にはかえって軽視が称賛されたりすることが、とてもわかりやすくきっちりと書かれている。 筆者の意見に全て同意ではないし、その具体例は適切か?と思うところもあるけれど、それも考える材料になる。

  • こばゆみ さん

    大人が「法律で禁止されているからダメ!」と『こども六法』を持ち出して子どもを叱ることは望ましくない、という冒頭に惹かれて読んだけれど、途中からちょっと飽きてしまった(^_^;)。とはいえ法教育の入門として様々な例が挙げられていて参考になるし、筆者はとことん子どもの味方なので、子どもに関わる大人は何かしら響くものがあるかと。

  • nappa さん

    一見すると人々の自由を縛るもののように思われる法律だが、実は大人も子どもも関係なく、一人ひとりの人間には自由がある というのがスタート地点。憲法も民法も基本的に自由が認められていて、その個々の自由を保護するために法律があるし、次々と法律ができる。保護するためにある法律。忘れないようにしよう。

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山崎聡一郎

教育研究者、ミュージカル俳優、写真家。合同会社Art&Arts社長。慶應義塾大学総合政策学部卒業、一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。修士(社会学)。全国の小中学校・図書館でいじめ防止授業、講演会、教員研修を担当するほか、法教育を取り入れた学習塾「こども六法スクール」を運営し、研究と実践の両面か

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