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そろばん 売りのヤマタネ半生記

山崎種二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784775930663
ISBN 10 : 4775930664
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2009
Japan

Content Description

大物相場師との熾烈な仕手戦、証券会社や美術館の設立、さらに東京穀物商品取引所の初代理事長など、多くの実績とともにこの世を去った偉大な相場師ヤマタネ。相場史上に登場する多くの大物や著名人の中で、大成功を収めたまま最期を迎えた数少ない相場師だ。まさに“相場の神様”である。本書は、昭和52年に刊行された自叙伝を、読者の要望に応え文庫復刊したものである。

目次 : 第1章 少年時代/ 第2章 修業時代/ 第3章 独立/ 第4章 兜町進出/ 第5章 再出発/ 第6章 「山種」時代/ 第7章 相場雑感

【著者紹介】
山崎種二 : 1893年、群馬県生まれ。小僧として入店した回米問屋時代より、相場を始める。後に、1923年に山崎種二商店を設立し独立。売りを強みとしていくつもの相場を制したことから、「売りの山種」と称されるようになる。その後、1944年に山崎証券を創設、東京穀物商品取引所の初代理事長を務め、さらに1966年山種美術館を設立。1983年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 葵堂

    俺が産まれた頃に死んだ人なのだが、日本の相場師ととして伝説級の人のようなので自伝を読んでみた。投資手法や哲学については然程記されていない、所謂よくあるところの自伝。波瀾万丈で面白かったが、参考になる感じではあまりない。

  • 耳目之学(不定期更新中)

    『福澤桃介式』と併せて購入しました。「鞘どり」など相場用語がたくさん出てくるので理解できない所がありました。難しい所は読み流し、分かる所だけつなげて読みました。そのため投資の技術に関してはサッパリでしたが、血の滲むような努力で筆者が人生を切り開いてきたということだけは分かりました。とにかくバイタリティーのある人です。話は変わりますが、奥さん抜きに成功しなかったと著者は振り返っています。やはり名をなした人には人格者のパートナーがいるのですね。私も人格者のパートナーが欲しいです。そのために自分を磨かないと。

  • まる@珈琲読書

    ★★★★☆

  • 真魚

    極めて良書。大正、昭和の相場事情満載。関東大震災や2.26の相場を生き延びていく克明な自伝である。相場実務の数字は少ないが、それでも断片から汲み取れる事は多岐にわたる。相場だけではない。繰り返された戦争の時代を生き抜いた、屈託のない記録である。これほどの生き様をし、生き延びて天寿を全うされた、それは大変に意味のあることだと感じる。帯の、神様という他人の尺度が気に食わないが、本書には敬意を払いたい。

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