月の影 影の海 十二国記 下 新潮文庫

小野不由美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101240534
ISBN 10 : 4101240531
フォーマット
出版社
発行年月
2012年06月
日本
追加情報
:
267p;16

内容詳細

「わたしは、必ず、生きて帰る」―流れ着いた巧国で、容赦なく襲い来る妖魔を相手に、戦い続ける陽子。度重なる裏切りで傷ついた心を救ったのは、“半獣”楽俊との出会いだった。陽子が故国へ戻る手掛かりを求めて、雁国の王を訪ねた二人に、過酷な運命を担う真相が明かされる。全ては、途轍もない「決断」への幕開けに過ぎなかった。

(「BOOK」データベースより)

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慶麒救出と楽俊、延王登場と見どころ盛りだ...

投稿日:2021/04/13 (火)

慶麒救出と楽俊、延王登場と見どころ盛りだくさんの今巻。楽俊はいままでの暗闇から陽子を救い出してくれる一筋の光となってくれます。延王はとても気立ての良い人物です。 これを読んだら楽俊のファンになること間違いなしです。

ラビ さん | 千葉県 | 不明

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上巻で世界観をつかんだ後、一気に十二国記...

投稿日:2021/02/23 (火)

上巻で世界観をつかんだ後、一気に十二国記ワールドの魅力へ、どっぷりハマってしまう素敵な作品です。裏切りと人の暖かさ、どちらも経験した主人公が成長していく姿を是非一気に読んでみてください。

simsim さん | 京都府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • パトラッシュ さん

    (承前)裏切りと苦難に打ちのめされた陽子だが、絶望の淵で楽俊と出会い他者への信頼を取り戻す。彼を見捨ててしまった自責を経て雁国へ渡り再会して、ようやく自分が招かれた事情を知り十二国で生きようと決意する。並々ならぬ試練を経た少女の成長と自立を描き、慶国女王たる己の運命を引き受けた覚悟に麒麟も忠誠を誓い、長きにわたる国の乱れも収拾されていく。ファンタジー風設定ながら乱世を舞台に人を信じ、使命を果たし、平和をもたらすため絶対にあきらめず戦う姿こそ全編を通しての主題であり、正統派の教養小説として成立しているのだ。

  • ミュポトワ@猫mode さん

    十二国記のエピソード1の下巻です。途中で悲しくなってページをめくれなかったから時間がかかった… 結局杞憂だったのですけど、つらかったw 読んでいて高山しのぶさんのハイガクラって漫画と世界観が似てるよね〜って思いました。ハイガクラも大好きな漫画なのでいい感じに浸れました♪ でも、残念なのはこの解説! まだ次の巻読んでないのに次の巻の話するんじゃないよ!読んじゃったじゃないか!解説なのにネタバレもいい加減にしろよ!本当にこの解説には腹が立って、怒りが収まりません!早く消してもらえないかな、この解説!!

  • 南北 さん

    下巻から陽子にとって状況が好転し、景王になる方向に向かって展開していきます。十二国記の王の選び方は天命を受けて麒麟が王を選び、天帝が王を不死にするものの、王が無慈悲な政治をすると麒麟が病み、やがて麒麟も王も死んでしまうというものです。ファンタジーらしい設定ですが、正義や慈悲にあふれた政治と無慈悲な政治の間でどうバランスをとるかは王自身に任されているというのが面白いと思いました。

  • 白いワンコ さん

    苦難続きの(上)の後も流浪する陽子。ひたすら辛い展開だが、他の読者さんたちも書かれているように、救いの手が差しのべられてから(正確には、差しのべられてから一幕おいて)は王と麒麟の、ひいてはこの世界の感動譚へと変化します。世界観に愛しさを覚え、次作へ

  • あきぽん さん

    ヒロインが孤独な戦いの先に見つけたものは…?「強さ」というのは生まれつきではなくて、自分が血を流したり返り血を浴びたりしながら身に着けていくものだな、と改めて思いました。もちろん、リアルでは比喩的な意味です(;^_^A

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人物・団体紹介

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小野不由美

12月24日、大分県中津市生まれ。京都大学推理小説研究会に所属し、小説の作法を学ぶ。1988年作家デビュー。「悪霊」シリーズで人気を得る。『残穢』は13年第26回山本周五郎賞を受賞。20年「十二国記」シリーズが第5回吉川英治文庫賞を受賞。その他のシリーズに営繕屋を主人公にした建物怪談「営繕かるかや怪

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