独立のすすめ 福沢諭吉演説集 講談社学術文庫

小川原正道

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065306802
ISBN 10 : 4065306809
フォーマット
出版社
発行年月
2023年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
394p;15

内容詳細

speechを「演説」と訳した福沢は、自身が類い希なる名演説家だった。日本の近代化・文明化のためには、独立した個人が自らの思想を大いに論じ合わなければならない―時代が動き出す中、よりよき未来への思いを、熱く巧みな弁論で語り尽くした、その記録。机上の文章とはひと味違う、聴衆に直接語りかけた言葉が、時代を超えて日本人の心を撃つ!

目次 : 第1章 「演説」と「交際」の創始(「演説」とは何か/ 演説はなぜ必要か ほか)/ 第2章 実業界へ出でよ(政治経済学の学び方/ 仏教保護の必要性 ほか)/ 第3章 立憲国家の国民へ向けて(塾経営を小泉信吉総長に託す/ 形ある「文明開化」は銭なり ほか)/ 第4章 個人の独立、国家の独立(銭は「人生独立の母」なり/ 元禄武士の心で町人の働きを ほか)/ 第5章 次世代へのメッセージ(還暦の回顧と後進への期待/ 気品の泉源、智徳の模範 ほか)

【著者紹介】
小川原正道 : 1976年、長野県生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。現在、慶應義塾大学法学部教授。博士(法学)。専攻は近代日本政治史・政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • 壱萬弐仟縁 さん

    E図書館。子供も、少年の間は遊ぶべき。厳なる親の子に放蕩ものあるは何ぞや(31頁)。親が熱心過ぎてもいけないな。何れの地方、何れの郷土にも、挙べくして挙らざるの事業、千百啻(ただ)ならず、地方の人が永く京地に学問を研究して一旦郷に帰らば、挙らざるの事業と施すべきの実学と相投合して、事業を斡旋する、実に百事掌上の物なる筈なれども、事の実際に臨みて大いにしからざる者あり(91頁)。およそ人間世界万般の事に学問の必要あらざるはなし。教育の大切なる所以にして、勉強の効空しからず(238頁)。321頁には明治31年

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