新聞・テレビが伝えなかった北朝鮮 市民経済と大衆文化が明らかにする真実の姿

小倉紀蔵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041102817
ISBN 10 : 4041102812
フォーマット
出版社
発行年月
2012年08月
日本
追加情報
:
269p;19

内容詳細

新聞・テレビがこれまで垂れ流し続けていた一面的な姿とは裏腹に、北朝鮮では多額の外貨が流れ込み、高層マンションの建設が次々と進み、庶民の生活も向上を続けている。最新の現地調査が明らかにする北朝鮮の真実の姿とは?そして日本が採るべき方策は何か?気鋭の研究者による衝撃のレポート登場。

目次 : はじめに いま、北朝鮮をどうとらえるか/ 第1章 思想と体制―北朝鮮という国家を内側から理解する/ 第2章 経済情勢―発展する北朝鮮経済の現状と展望/ 第3章 経済と暮らし―北朝鮮の「経済と暮らし」へのインサイト/ 第4章 映画―北朝鮮‐「闇」のないスクリーン/ 第5章 歌―北朝鮮の歌と人民の心・生活/ 第6章 日本人の旅行―北朝鮮観光案内・旅行記変遷史/ おわりに 日朝関係をどう動かすべきか

【著者紹介】
小倉紀蔵 : 1959年、東京生まれ。東京大学ドイツ文学科卒業。電通勤務の後、韓国に留学。ソウル大学校哲学科博士課程単位取得(東洋哲学専攻)。東海大学外国語教育センター助教授を経て、現在、京都大学総合人間学部および大学院人間・環境学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まさむね さん

    個人崇拝の独裁国家で貧富の格差が激しすぎる国、何を考えてるか、何をしようとしているかも分からない恐ろしい国……ここ最近固まった北朝鮮のイメージを覆す一冊。様々な観点で書かれていて、執筆者の主義主張が一枚岩ではないのが、この手の本では珍しいとも思った。北朝鮮が激変しているのに較べ、日本がこの十年何も変わっていないことに対する批判にもなっている。アントニオ猪木の人気ぶりも面白かった。

  • nagisa-shiosai1986 さん

    うーん、どうも臭いなぁ。もちろん北朝鮮で世代交代があって、色んな意味で今までとは違うよっていうのはわかるんですが、かの国の事ですから。どこまで信じていいのか。むしろ著者達は悪く書くと次からいれてもらえなくなるのが嫌だから、この内容なのか?うがった見方かもしれませんが。その証拠に、写真が少なすぎる。いや撮影許可ならないと言うでしょうが、それでは信じられませんよ。

  • harvest moon さん

    ネットで崔洋一との討論を見て筆者に惹かれ 読み始めた。北朝鮮の今を知る為には読んで 損は無いと思った。6人の筆者が2012年の時点での北朝鮮の現状を書いているのだが、マスコミ報道とは違う視点で実例をあげながら 書かれた文章には「本当かしら?」と思いながらも最後まで読み終えた。今までの北朝鮮本とは一線を画す本だと思った。 編者の小倉紀蔵の「はじめに」を読むだけでも価値はある。

  • geki さん

    日本のマスコミが伝える北朝鮮は女性のアナウンサーが強張った声で読むニュースの映像ばかり。いろいろな側面から北朝鮮に光を向けているこの本は、違う北朝鮮の姿を浮かび上がらせる。もっと多数の媒体から情報を取得し、取捨選択しないと北朝鮮の真の姿は見えてこない。また、この国を理解し、いつか友好的な関係を築かなければいけない時が近いうちに来るに違いない。

  • 山葵 さん

    2012年出版。 本書は2012年の訪朝企企画の参加者が体験記として書いたもの。   本書の冒頭から政治、経済×2の話が続くが、金正恩時代の「北朝鮮賞賛本」かと思った。冒頭の3本の原稿の著者は元々の専攻が北朝鮮ではなく、訪朝から得た感覚で原稿を書いたのだろうが、平壌を訪問しただけで北朝鮮について知った気になる危険性をよく表しているとも言える。   反面、文化面についての原稿では北朝鮮に詳しいジャーナリストなどが名を連ねており、はるかに解像度の高い北朝鮮についての分析を読むことができる。

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小倉紀蔵

1959年生まれ。京都大学教授。専門は東アジア哲学。東京大学文学部ドイツ文学科卒業、韓国ソウル大学校哲学科大学院東洋哲学専攻博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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