ソーシャルワーカーという仕事 ちくまプリマー新書

宮本節子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480688941
ISBN 10 : 4480688943
フォーマット
出版社
発行年月
2013年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
184p;18

内容詳細

ソーシャルワーカーは、社会の中の居場所を見失った人を、支え育てて、暮らしてゆく環境を整える仕事。困っている事情、家族関係や社会関係は多岐にわたるので、具体的な行動はさまざまですが、でも大切なことはひとつです。今後ますます必要とされるこの仕事に、ほんとうに大切なこと、教えます。

目次 : 第1章 ソーシャルワーカーが対象とする人々(人生を見直すきっかけをつくる/ 守備範囲は非常に広い ほか)/ 第2章 ソーシャルワーカーがやっていること(“なかなか死ねない、のですか?”/ “その人、確かに放火はしたけど、でも、手加減してます!” ほか)/ 第3章 ソーシャルワーカーの力(相手を動かす三つの要件/ 知識と技術が重なり合って ほか)/ 第4章 ソーシャルワーカーの仕事の広がり(ソーシャルワーカーの起源/ 一九四五年という転換期 ほか)

【著者紹介】
宮本節子 : 1943年生まれ。日本社会事業大学卒業後、地方公務員福祉上級職を16年勤め、89年から全国社会福祉協議会社会福祉研修センター専任教員、95年から2004年まで日本社会事業大学付属日本社会事業学校専任教員としてソーシャルワーカー育成に携わる。現在、「ポルノ被害と性暴力を考える会」世話人として、女性や子どもに対するポルノ被害や性暴力を訴える社会活動に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • s-kozy さん

    ソーシャルワーカーは「この社会で生きていく中である種の生きづらさに遭遇してそれを緩和したい、よりよく生きていきたいと」願う人を“手助け”する職業です。著者はまだその技法も確立されていない1970年代、80年代からソーシャルワーカーとして現場を駆けずり回り、その後、約15年間に亘って学校等で後進の育成に携わった人です。彼女に影響を受けた多くのソーシャルワーカーが現在、様々な福祉現場で懸命に仕事をしています。そんな著者のソーシャルワーカーのエッセンスをわかり易くまとめたのが本書。入門書として最適な良書です。

  • ふぅわん さん

    【人は実に千差万別に生きています】福祉ワーカー経験の著者。簡潔に記載されている。ソーシャルワーカー職はとても多岐に渡る。生身の人の人生を対象とし寄り添い、人権尊厳、突き放す時もある。たった数時間の出会いで他者の人生に深く関わる。残念ながら介入し喜びに繋がることは少なく喜びは滅多にない、だから、やりがいがないのではなく、克服した困難が大きいからこそ、やりがいのある仕事と思える。社会の極めつきの矛盾と遭遇する、普通がわからなくなる。矛盾に介入し経験値は高まる、矛盾に介入できるなら自分の判断を信じて進めばいい。

  • kinkin さん

    ソーシャルワーカーという仕事があるのは知っていても具体的にどんな仕事なのかを知りたくて読んだ。ソーシャルワーカーが対象にしている人のこと、仕事の内容がわかりやすく具体例をまじえて書かれていた。宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の一節はソーシャルワーカーの真髄を表しているということ、ソーシャルワーカーが相手を動かす要件には三つあり、それは社会福祉知識、二つ目はソーシャルワークの技術、そして困った状況に対するやさしい心だということ。これを「温かい心と怜俐(れいり)な頭脳」というそうだ。そう今の日本はこれが大事なんだ。

  • ころりんぱ さん

    ソーシャルワーカーというお仕事がどんなものか、とてもわかりやすく書かれていました。人に寄り添う、尊い仕事…その仕事内容は多岐に渡りかなりハードです。温かい心と怜悧な頭脳が必要と言われているというのが心に残りました。自分と対極の感性の人を尊敬できるか?というのも必要な資質らしいのですが、どんな相手の中にも、輝きを見つけるっていうのは、簡単ではないけれど、社会で生きていく上で人として、自分も身につけたいスキルです。自分の物差しでしか人を見ることができないならば、物差しは沢山持っていたい…そう思いました。

  • こばまり さん

    図書館のYA棚で見つけたお仕事指南本。対象は高校生か。分かりやすい。ソーシャルアクションについて知りたかったのだがその辺りの記述は控えめ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

宮本節子

1943年生まれ。日本社会事業大学卒業後、地方公務員福祉上級職を16年務め、89年から全国社会福祉協議会社会福祉研修センター専任教員、95年から2004年まで日本社会事業大学付属日本社会事業学校専任教員としてソーシャルワーカー育成に携わる。現在、「ポルノ被害と性暴力を考える会」世話人として、女性や子

プロフィール詳細へ

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品