渋沢栄一 日本近代の扉を開いた財界リーダー PHP経営叢書

宮本又郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569834214
ISBN 10 : 4569834213
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
398p;20

内容詳細

私ヲ去リ、公ニ就ク―「公益」追求の先駆者が遺した理念と数々の事績は時代を超えて光彩を放つ。経営史研究の重鎮が、比類なき企業家活動の今日的意義を問い直す!

目次 : 第1部 詳伝 私ヲ去リ 公ニ就ク―「公益」追求の先駆者が歩んだ軌跡(渋沢栄一の登場/ 日本の経済制度づくりに奔走する日々/ 明治初期の企業家行動―銀行業と製紙業を中心に/ 多角的な事業展開の光と影/ 民間事業育成に力を尽くす/ 実業界の世話役として生きる/ 完全引退とその後の人生)/ 第2部 論考 歴史に刻印される企業家の価値―合本主義・財界リーダー・道徳経済合一説(激動の時代に生まれて/ 商才の芽生え/ 「合本主義」の唱道と実践/ 財界リーダーとしての渋沢栄一/ 道徳経済合一説/ 結語)/ 第3部 人間像に迫る 「渋沢栄一」という行き方―江戸後期から昭和初期まで生きた日本人の実像(曾孫・渋沢雅英氏に訊く/ 同時代人たちの評価)

【著者紹介】
宮本又郎 : 1943年福岡県生まれ。神戸大学大学院経済学研究科修士課程修了後、博士課程で学ぶ。その後、同大学経済学部助手、大阪大学経済学部の助手、専任講師、助教授を経て、88年に教授。2006年4月より同大学名誉教授となる。現在は関西学院大学客員教授、放送大学客員教授のほか、大阪企業家ミュージアム館長も務め、産学交流の発展に尽力する。経済史・経営史研究の重鎮としてNHK連続テレビ小説『あさが来た』の時代考証を担当する等、その活動範囲は幅広い。経済学博士(大阪大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    日本の起業家のはしりであった、渋沢栄一の人物なり業績なりをコンパクトにまとめられて好著です。私は渋沢栄一をむかしからかなり興味を持って彼の関連の書物を読んできました。渋沢雅英三の「太平洋にかける橋」も読みましたが、その雅英さんへのインタビューもあります。

  • Miyoshi Hirotaka さん

    士農工商の最下位に位置する商人。しかし、わが国近代化のためにはアダム・スミスの「見えざる手」、つまり、私利の追及と公益への貢献が矛盾なく機能する仕組みが必要だった。明治期、事業シーズは海外にあり、創業者は技術者である必要はなかった。また、資本の蓄積と事業意欲は偏在し、情報収集と組織作りがポイントだった。しかも、創業期だけでなく企業の成長に伴って調整することが成功への鍵だった。渋沢栄一は自らが直接関与したり、トップを評価したりすることでその役割を果たした。わが国の資本主義黎明期に登場した偉大なイノベーター。

  • mirror:) さん

    「公」に生きる。日本経済の父と呼ばれる渋沢栄一の功績を本書から知ることができる。設立に携わった企業の数は600を超えるという。江戸〜明治にかけて日本のため「公」に生きた渋沢栄一の生き様に魅了された。

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