「マルちゃん」はなぜメキシコの国民食になったのか? 世界で売れる商品の異文化対応力

安西洋之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784822248635
ISBN 10 : 4822248631
フォーマット
出版社
発行年月
2011年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
245p;19

内容詳細

海外市場を開拓していく上で見落としてはいけない「異文化対応のチェックポイント」を提示。開拓に成功している日本企業の担当者などへの取材を基に、世界の人々に受け入れてもらうにあたり欠かせない着眼点を紹介。

【著者紹介】
安西洋之 : 1958年横浜生まれ。上智大学文学部仏文科卒業。日本の自動車メーカーに勤務後、イタリアでビジネスプランナーとして独立。現在ミラノ在住。デザインを中心にさまざまな分野のマーケティングや文化論などを活動領域とする

中林鉄太郎 : 1965年東京生まれ。桑沢デザイン研究所卒業後、黒川雅之建築設計事務所に入社し、プロダクトデザインを担当。10年目に退社し、1997年テツタロウデザイン開設。文具、日用雑貨から住宅設備機器などのデザイン、中小企業へのデザインディレクションも行う。日本大学芸術学部デザイン学科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 夜長月🌙新潮部 さん

    「今日の会議はマルちゃんした。」メキシコでは早めに会議が終わったことを意味します。こんな言葉ができるほどメキシコではマルちゃんが売れてます。さて、日本から海外への進出=グローバル化において良い商品であれば売れるという単純な図式は当てはまりません。多くの場合はその地域にあった改変、ローカリゼーションが必要となります。キッコーマンの醤油もキューピーのマヨネーズも国ごとに味が違うのです。TOTOの洗浄便座も各国の規制や歴史に沿って変身することが必要でした。理論と現実の商品紹介と両面から説明してくれています。

  • 645TJC さん

    グローバル化。どんなビジネスでもグローバル化が必然の流れ。日本の市場にチャンスがないとは言わないが、日本市場は成熟し切っており、更なる成長をめざすならグローバル化は必然。グローバル化の成功要因は?@規模の経済性を追求するなら文化的要素はあくまでトッピング程度とし、広く通じる合理性を優先する(IKEAの例)A最初からグローバル市場向け共通モデルを作る。何がユニバーサルでローカルかを見極める。ローカルが何かのきっかけでユニバーサル化する場合もあり(リバースエンジニアリング)B市場特性ごとに分けて管理する

  • 犬養三千代 さん

    本のタイトルって大事だと改めて思った。マルちゃんだもの!即席麺ラーメンそれも巨大企業、日清を差し置いてだよ。北米に輸出されていたのを出稼ぎメキシコ人が持ち帰った。から、世界戦略の方法論になる。イタリア在住の著者の一人。視点が違うのが愉快!

  • ふぇるけん さん

    グローバル=ローカルの集合。日本の製品がどのように世界に浸透していったのか、身近な事例をもとに解説している。製品の特性によってローカリゼーションの障壁が低いものと高いものなど、今までにあまりなかった視点について気づかせてくれた。タイトルにもあるマルちゃんが、メキシコのサッカーチームのカウンターからの速攻を「マルちゃん作戦」と名付けるぐらい浸透しているとは驚きだった。

  • Kaedina さん

    取り上げられている企業はキッコーマン、東洋水産、TOTO等、海外に行くとなじみの企業ばかり。確かに現地化されたものが多く、マルちゃんのs路にしてもフレーバーだけではない違いを感じていたが、本書の中で現地では麺としてというよりも全部飲み干すスープとして認識されるのでこういう味付けになったという説明に納得。実際の経験に基づく考察が多くて、参考になる。

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