愛国という名の亡国 河出新書

安田浩一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309631080
ISBN 10 : 4309631088
フォーマット
出版社
発行年月
2019年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
301p;18

内容詳細

はじめてネトウヨと呼ばれる人々の実態をあきらかにした『ネットと愛国』から7年。ネトウヨ的な意見はいまや日本社会の主流となって、マイノリティや貧しい人々に襲いかかる。移民労働者、沖縄、在日コリアン、生活保護、ヘイトスピーチ被害者たち…さまざまなかたちであらわれる差別と排外主義の禍々しい現場に肉迫してきた著者が、数年にわたる取材を集成して問う、この国の「愛国」の悲惨な真実とその行方。

目次 : 第1章 愛国という亡国(朝鮮総連銃撃事件―右翼とネトウヨの境界からのテロル/ 民衆とともにある「本物の右翼」はいるのか ほか)/ 第2章 移民を拒む移民国家(移民を拒む移民国家/ 国際交流の美名のもとで―川上村の教訓 ほか)/ 第3章 デマと愛国・沖縄編(デマと愛国・沖縄編/ 無自覚な沖縄差別の深層 ほか)/ 第4章 時のなかの生(本田靖春、「拗ね者」と自称したノンフィクション作家/ 笹川陽平、父・良一の七光りの影 ほか)/ 第5章 ヘイトの現在地(ヘイトの現在地―あるタクシー会社社長が出した答え/ ヘイトスピーチ包囲網 ほか)

【著者紹介】
安田浩一 : 1964年生まれ。ジャーナリスト。日本社会に広がる差別と排外主義を告発し続けている。2012年『ネットと愛国―在特会の「闇」を追いかけて』で講談社ノンフィクション賞と日本ジャーナリスト会議賞を、2015年「ルポ 外国人『隷属』労働者」(G2vol.17)で大宅壮一ノンフィクション賞雑誌部門賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • skunk_c さん

    雑誌等に書いたものを再構成したので部分的に重複がある。しかし在日コリアンに対するヘイト、沖縄、右翼、貧困と生活保護と、現代の重要な社会問題に目を向け、問題点をえぐり出していく著者の姿勢がよく出ている。こうした本を中高生あたりが読んで、問題意識を感じてもらえればなと思う。また、本田靖春、笹川陽平、池口恵観といった人物にも目を向けている。この著者に関しては、弱者に寄り添う意識の高さには共感できるが、例えば在日コリアンや沖縄に対する差別について、差別する側にあるにもかかわらず「同じ側に立つ」姿勢が少し気になる。

  • hatayan さん

    『ネットと愛国』の安田浩一氏が右翼、移民、沖縄、ヘイトスピーチのルポをまとめたもの。 戦中派の政治家である古賀誠は改憲や愛国の運動が必ずしも善ではないこと、野中広務は本土の安定が沖縄の犠牲の上に成り立っていることを早くから気づいていました。 著者が生活保護を国民の権利であると繰り返し強調するところにはやや違和感を覚えますが、貧困は自己責任であり努力が足りないと溜飲を下げるだけではことの本質は見えないとする主張には頷くところがあり、自分の中で繰り返し立ち止まって考え続けていく必要があると思える一冊でした。

  • 水無月 さん

    一番の問題は「貧困」。経済的なことだけではなく精神のそれも含めて。最近、今まで信頼してきた人達が思いがけず差別的で偏狭(と、私が感じる)な発言をすることが増えた。そこで関係を壊したくなくて、黙って聞き流すことができない。社会性がなくて子供っぽいからかもしれないが・・・甘っちょろいのかもしれないが・・・「デマは民主主義を破壊していく」という指摘は鋭い。看過していてはいけないと思う。相手を大事と思うからこそ、黙っていてはいけないのだ。痛いほどそう感じさせられる事例の多さよ。

  • 活字スキー さん

    【この20年余、私の取材はすべて道が繋がっている。しかも、道を埋め尽くしていたのは、むき出しの悪意だった。そして沿道には必ず「愛国者」の姿があった。「愛国者」は叫ぶ。進め。戦え。守れ。追い出せ。吊るせ。さて、行き着いた先には何があるのか。これ以上壊されてたまるか。人も、地域も、社会も】安田浩一さんの著書を読むのはこれが初めてだが、2013年に大阪十三でのトークイベントで拝見した時から変わらぬ活動スタイルを頼もしく感じると同時に、いまだにヘイトが蔓延する現実社会を残念に思う。

  • 爺 さん

    言いたいことも言えないこんな世の中じゃ、POISON。そんな閉塞感がますます増している。ネットニュースのコメント欄を見れば見るほど、偏狭な排他主義の蔓延にうんざりさせられる。以前『「日本スゴイ」のディストピア 戦時下自画自賛の系譜』を読んだときにも思ったが、太平洋戦争に突き進んでいった時代の空気感も、こんな感じだったのかもしれない。自分は『はだしのゲン』のお父さんのように吊し上げられたくはないので、この著者にはこれからも地道に執筆を続けていって欲しい。

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