逆境からの仕事学 NHK出版新書

姜尚中

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784140885055
ISBN 10 : 414088505X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
追加情報
:
197p;18

内容詳細

雇用不安、経済の低成長…不確実な時代だからこそ、ビジネスパーソンは小手先のノウハウではなく、古典・歴史などの「人文知」に学び、働く意味を捉え直す必要がある。逆境だらけの半生をくぐり抜けてきた著者が、ドラッカーの経営書や石橋湛山の先見力などを手がかりに、時代の潮流をつかみ、困難に打ち克つ働き方を示す。ミリオンセラー『悩む力』の著者による、初の仕事論!

目次 : 序章 不確実な時代にこそ人文知が生きる/ 第1章 人はなぜ働くのか―自分を見失わないために/ 第2章 逆境から転職を得る―私の歩んだ前半生/ 第3章 悩んだら本を読め―読書の技法と古典の活用/ 第4章 時代の潮流をつかめ―歴史リーダーに学ぶ/ 終章 これからの働き方を考える

【著者紹介】
姜尚中 : 1950年、熊本県熊本市に生まれる。国際基督教大学准教授、東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授、聖学院大学学長などを経て、東京大学名誉教授、熊本県立劇場館長兼理事長。専攻は政治学、政治思想史。テレビ・新聞・雑誌などで幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAKAPO さん

    《関心の対象を狭くしないで、あえて外に目を向けて…幅広い社会的な関係性を持つことが、目覚めと気づきにつながります…。ものの見方が変わる…複眼的な視点を持つ…自分がいままで受け入れられなかったような見方を認めることは「自分の複数形に目覚める」ことにほかなりません》東日本大震災が起こった時点で既に逆境に陥っていた日本ですが、そこに新型コロナウイルスが襲いかかり、世界的に逆境が進行しています。そんな中で私たちが生き延びる手段は、自分の可能性を広く開き、人々の生活を支える「社会関係資本」を掘り起こすことなのです。

  • 昭和っ子 さん

    「日本は何をするにせよ「アメリカの影」を意識せざるを得ませんが、それと同じで日本列島のどの地域に住んでいても「東京の影」を意識せざるを得ないのです。」(p、118)それはそうかな…。でも、それってTVのせいじゃないの?今朝でもモーニングショーで、観光のトレンドが地方から東京への流れに変化しているって言ってたけど、そのサラッと言われる、地方、って言われ方引っ掛かる。TVなんて切ってしまって行きたい所に行こう。『三四郎』をユニークな東京論として読んでみることが薦められています。

  • morinokazedayori さん

    ★★★★★未来について不確実で、全てにおいて様々な選択肢がある現在、仕事は自分らしい生き方を体現する手段でもある。生き抜くためには、複眼的な視点を持つ必要があり、そのために最も効果的なのは、古典的な書物を読んで人文知を高めることだと著者は言う。著者の前半生や読書論も展開され、全編を通して読みやすく、触発された。

  • 緋莢 さん

    経済の低成長、雇用不安と先行きが見えにくい時代が続き、「仕事」への取り組みも一筋縄ではいかなくなっている。だからこそ、古典や歴史などの「人文知」に学び、働く意味を捕らえ直す必要がある。読書の技法や古典の活用、歴史のリーダーから学ぶなど、困難に打ち克つ働き方を示す「仕事論」。

  • おらひらお さん

    2016年初版。勉強法や人文知の重視についてはとくに目新しいところはなかったように感じましたが、著者の半生が描かれているところに関心が行きました。就職が難しかったことも現代史の一コマとして記憶しておくべき。

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姜尚中

1950年生まれ。政治学者。東京大学名誉教授。鎮西学院学院長・熊本県立劇場館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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